内容説明
「1メートルの長さはだれが決めたの?」「どうして1日は24時間なの?」など、身近な単位の意味と成り立ちエピソードがいっぱい! かぞえられないものをかぞえるために、人間は単位のルールをつくりました。みんなが仲良く暮らすためには単位が必要で、単位があるから世界中でたくさんのことを共有することができるのです。学校で習う単位のはじまりとニュースで使われる単位について、たくさんのイラストと図解でわかりやすく説明します。
監修:三浦基弘
1943年生まれ。産業教育連盟副委員長・大東文化大学元講師。東北大学、東京都立大学で土木工学を学ぶ。東京都立小石川工業高等学校、東京都立田無工業高等学校、東京学芸大学、大東文化大学などで教鞭をとるかたわら、NHK教育テレビの物理講師も務める。共著に『数える・はかる・単位の事典』(東京堂出版)、著書に『物理の学校』(東京図書)、『科学ズームイン』(民衆社)、監修に『世界の橋大研究』(PHP研究所)、『昔の道具のうつりかわり事典』(小峰書店)などがある。
目次
はじめに
1章 単位ってなんだろう
かぞえるってなに?/はかるってなに?/単位ってなに?/身のまわりのはかるを探そう/世界みんなで決めた共通単位 など
2章 基本の単位を覚えよう
地球1周の長さから決めた メートル/由来がたくさん!? ヤード/体のサイズから決められた フィート/日本で昔から使われている 尺 など
3章 計算する単位を覚えよう
広さを表す基本単位 平方メートル/畑を耕すときに使う エーヵー/実は国際基準ではないリットル/音の速さが基準 マッハ など
4章 身近な単位を知ろう
航海で使う 海里/光が進む 距離光年/西暦を100年で区切った 世紀/台風の強さはどれくらい? パスカル など
この本に登場する単位記号一覧
索引