データから真実を読み解くスキル

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

データから真実を読み解くスキル

  • 著者名:松本健太郎【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2021/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296108602

ファイル: /

内容説明

データ分析のお作法を学ぶ。それが、この本の目的です。
……まことしやかな数字が、実際の所、どれほど当てになるものなのか。たまねぎの皮を1枚ずつ剥くようにして、喧伝された事実に隠されたもう一つの事実を見つけ出すにはどうしたらよいのか。そのためのスキルを学べます。

著者は、ITベンチャー勤務のマーケターにして、データサイエンティスト。データ分析のプロジェクトで数多くの失敗も味わいながら、「生傷で得た教訓」を糧に著しました。

新型コロナの感染拡大、戦後最長の好景気、貧困率にひきこもり……。ニュースを賑わせた事象を題材に、「データドリブンに真実へ迫ると、どのような実態が見えてくるか」を紐解き、そこで使ったスキルを解説します。

データ分析とはアートであり、すべてのビジネスパーソンに必要な能力です。
数字が読めても、それが何を表しているかが分からなければ「分析」とは言えません。数字だけでなく、起きていることの全体を解釈し、時に俯瞰し、データの裏にある何かを探っていく。データに目を配り、また必要があれば提示されたデータを疑う。それが考えることです。データ分析は多様な知的スキルを組み合わせたアートでもあります。

そうした分析力はデータ分析の専門家だけでなく、あらゆる分野のビジネスパーソンにとって必要な能力です。本書がこのような能力を養うことに少しでも貢献できればこれ以上の喜びはありません。

目次

第1章 「喧伝される“事実”は信用できるのか?」
→データで示された「事実」はうのみにはできない。
第2章 「データ再検証で見えたもう一つの事実」
→ニュースを賑わせる数字の「根拠」を疑ってみれば・・・。
第3章 「公的統計がはらむ問題と危機」
→国の施策を支える「公的統計」が怪しい。統計現場の危機とは。
第4章 「この統計はこのままでいいのか」
→GDPに失業率、「重要統計」が制度疲労を起こしている。
第5章 「データジャーナリズムのススメ」
→データドリブンに行動を起こし“真実”を探った実践例。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パキ

4
データサイエンスという職種がこれこら人気になるとか言われており、こうした統計的知識をちょっとでも…と手に取ったが気持ちが続かなかった。好きこそものの上手なれ。2021/04/22

林原琢磨

2
データサイエンティストの視点から見る様々な社会問題の話はとても興味深いものでした。データ分析についての学びというよりは、データを通してひとつひとつの社会問題の新たな見方が分かり、社会に対する学びの要素が大きいように感じます。個人的には「スキル」の本であれば、ケーススタディの列挙だけでなく、体系的にスキル自体を整理してまとめて説明する項目が欲しかったところです。最終章のデータジャーナリズムの話を含め、データを読み解くスキルは専門技術ではなくリテラシーとしてもっと多くの人が身につけるべきなのは心底同意です。2023/05/30

takao

1
p.210 150行のコードでwebスクレイピング(質問主意書に対する答弁書の件数) 2022/01/20

Tomomi

0
日経ビジネスのシリーズだそうなのでそっちで読むことにした2024/01/28

Daisuk

0
まずはデータ分析のやり方が正しいのかを疑ってみようという意図を感じた。特にネット記事は書き手の思いに引っ張られる。最低賃金上昇の理屈はなるほどと感じた。2023/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17490705
  • ご注意事項

最近チェックした商品