内容説明
剣の極意を求める壮絶な決闘を描き、剣豪小説に新しい息吹をもたらした会心作。剣の聖地・鹿島に生まれ、香取神道流の奥儀を極めて、17歳で武者修行の旅に出る。めざすは、諸流達人の集まる京都だ。一人の若者が古今無双の剣士と称されるまでの名勝負をリアルに描き、謎多き塚原ト伝の実像に迫る、長編力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
16
久しぶりの剣豪小説。津本陽は「柳生兵庫助」が大好きだったが、塚原卜伝もいいね。後期のほかの達人たちの交流ももって読みたかった。2018/10/01
わたなべよしお
14
ついつい、また読んでしまいました。読み始めると止まらないので仕方ない。剣豪小説は好物で、特に津本さんは、本作と柳生兵庫助が大好き。それにしても卜伝の時代の廻国修行って凄いですなあ。2022/05/29
はじめさん
8
剣聖として名高い塚原卜伝。香取大明神の掛け軸とは、すなわち武神・タケミカヅチ。その神を始祖に持つ、鹿島の太刀。伝統ある剣名が最近は機内の京八流や陰流の前に薄まってきた。舐められてたまるか。後に卜伝と名を改める若き日の青年剣士はお供を1人連れて諸国修行の旅に出た。世に知られた剣客を真剣にて打ち果たし、鹿島の太刀の名を全国に轟かせる選手尖兵。我武者羅な青年から奥義開眼を経て無我の境地、生涯不敗の十二番勝負! / 昔BSで堺雅人主演でドラマやってた。神官の剣だから占いの卜。トは斗。斗(たたかい)をト(うらなう)2025/12/20
一条
4
天賦の才を持つ塚原卜伝(新右衛門)が己の名声を上げるために各地の猛者達と決闘するというシンプルながらも男のロマンを掻き立てる展開がとても良かった。圧倒的な強さで切り捨てていく様が印象的だったが、時に苦戦を強いられながらも戦いの中で新たな技を見出だしたり師匠的な人物との出会いをきっかけに新境地を開拓するべく修行を始めたりする展開が少年漫画的で熱くさせられた。ただ後半になるにつれ展開がパターン化されており少し飽きてしまった。2022/07/19
やす
2
はい、読み終わりました。やはり剣豪ものは面白い。津本作品は何作か読んだはずだが、この卜伝はとても良かったなぁ。しかも巻末の年表を見ると、榊原鍵吉や柳生兵庫助の話もあるようで、いずれ読んでみたい。2025/11/09
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