講談社文庫<br> にっぽんほら話

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講談社文庫
にっぽんほら話

  • 著者名:和田誠【著・装画】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061837119

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内容説明

ぜ~んぶ手口の違うショートショート25話――うははのへ、太郎とキツネ、うちのニャロメ、恐竜の声、シノプシス、おさる日記、サウンド・オブ・ミュージック……童話あり、SFあり、落語あり、そしてホラーありと、ぜーんぶスタイルの違う仕掛の、小意気な25のショートショート集。全篇万化、和田誠の世界。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

丘野詩果

1
星新一さんのショートショートみたいな感じ。SFあり、落語あり、童話ありと色々な気のきいた短編集だ。どんどん書けてしまうのかと思ったら、これが10年分とは。1974年が初版というので、当時の流行や風俗が懐かしいね。私の好みは『空海の柩』落語の小話のようで、SFっぽい。未来からきた男が置いて行ったニコンの35ミリカメラが「35匹の亀」と聞き違えられるのが面白い。2013/05/26

モリ

0
表題作はつまりどういう話なのか、個人的にはピンとこない。自分がわかっていないだけで、ちゃんとオチているのか?それとも、ちょっとしゃれた雰囲気を味わう作品なのか?その他、今読むとショートショートとしてベタすぎるもの(「抵抗」など。設定がベタすぎてロボットだということを隠さず書いているのかと勘違いした。しかし、最後の台詞や展開の感じを考えると、一応、ロボットだということを隠そうとしているように思う)もあるが、全体として発想やアイデアがポップでおもしろく、楽しんで読むことができた2023/11/19

ゴリゾウ

0
童話あり、SFあり、落語あり、そしてホラーありと、ぜーんぶスタイルの違う仕掛けの、小意気な25の掌編。さらに25人のイラストレーターの、一級の絵をちりばめて、全編万化、和田誠の世界。/再読、1992.12.15 (「BOOK」データベースより) #15321990/06/17

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