内容説明
本書は、昭和41年(1966年)に発刊され、ベストセラーとなり、今なお読み継がれている不朽の名作『天国にいちばん近い島』の物語の舞台となった“ニューカレドニア”の豊かな自然と、そこに暮らす人々の姿を写真撮影し、物語と書き下ろしエッセイをからめて綴るフォト&エッセイである。作品の内容は、著者が「ずっとずっと南の地球の先っぽに、天国にいちばん近い島がある」という父親の話を聞いて、貨物船に便乗してフランス領“ニューカレド二ア”に旅をする感動的な物語である。当時、“天国にいちばん近い”南の島の楽園を夢みて心を熱くした読者は少なくないであろう。珊瑚礁とコバルトブルーの海に囲まれた“いまでも天国にいちばん近い島”ニューカレドニアの自然を美しい写真で綴る本書は、きっと読者の心を癒してくれるだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
3
ページが飛んでるのかと思った。人物の説明もあまりないし、よくわからなかった。火焔木は珍しくて良い。いつか読んだナバホの聖地に押しかけてって泊まって世話になりまくり他の人には来てほしくない的なことを言う本と気質が似てる気がした。ただ、昔に一人で思い立って旅立ったことは素晴らしい。2019/07/05
noko
1
天国にいちばん近い島の再編集版の本。私は元の天国にいちばん近い島を読んでいないので、ストーリーの把握が全くできないまま、読了しました。まずは原作を読んでから読んだ方がいいですね。森村さんの思う天国のイメージって、ニューカレドニアなんですね。人それぞれ、天国のイメージってあるかも。そんな場所を実際訪れる事が出来たら、とても幸せなことですね。今のニューカレドニアは、物価高で、なかなか天国に思えないけれど。写真が満載で、凄く海の美しさが際立っていました。2017/11/29
紅雨
1
母が若かりし頃に大ブームになったらしい本の続編。とても美しい島の自然と人々がたくさん。2012/04/01
泉
0
写真が素敵だった。
ウマカラス
0
本編を読んでいないのだが、後日談プラス写真といった構成なのかな。ただ良くも悪くも、これでニューカレドニアの空気を感じることができるとは思えないかな。2011/09/15