内容説明
社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略”の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。待望の第三版は新訳でより一層読みやすくなった。楽しく読めるマンガを追加し、参考事例も大幅に増量。ネット時代の密かな広告戦略や学校無差別テロの原因など、社会を動かす力の秘密も体系的に理解できる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
155
6つのキラートリガーから構成される「心理トリガー」なるものを認識することが出来る内容。世の中いつでもどこでも「心理トリガー」で溢れていることが思い知らさせれます。「心理トリガー」はおそらく『無意識』に作用するのではないかと思った次第。だから、効果は悪魔的。そりゃ溢れ返りますわ。コワイコワイ。2024/09/12
ゼロ
97
行動経済学の本で、ボリュームがありますが読み応えはありました。内容としては、返報性・コミットメントと一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性と分かれており、それぞれを原理とケーススタディを交えて解説されています。全体の裏テーマとしては、カチッ・サーを避けるためにはどうしたら良いか?だと思います。情報化社会で生き抜くために、自動的に物事を考えていますが、それを続けていくと豚箱に行く可能性もありますよと警告がありました。一番興味深かったのは「コミットメントと一貫性」であり、何かを決めと人は立ち止まれなくなる。2019/03/24
d2bookdd
72
ぶ厚い一冊、やっと読み終えました。私達が判断する際に受けてしまう『影響力』が、数々ある事を理解しました。言われてみればありそうな事ですが、それを明らかにする実験条件も興味深いです。これらを踏まえ…、せめて悪用されないように、していきたいです。覚えてられるかな…。2021/10/25
TomohikoYoshida
71
返報性、コミットメントと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性という影響力の武器を使って、有利かつ不当に利益を得る手口と、その防衛法が書かれている。これらの影響力の武器は、使われると、自身が意識することなく承諾「させられてしまう」というほど強力なものだが、ひとつひとつのテクニックは小手先のもの、という印象がある。つまり、小手先のテクニックとして気軽に使われ、思いのまま操られるということだ。だからこそ適切な選択ができるよう、本文を読んだ後に、じっくりと防衛法を読み込んでおくのが良いだろう。2020/12/27
Willie the Wildcat
65
受発信者、双方の立場。どこかで見聞、あるいは実体験した身近な事例。功罪の有無の境界線は”良心”か・・・。脳裏に浮かぶ『投影の原理』と善人説。Win-Winの姿勢で、双方が「影響力」を楽しむことができれば健康的なのかもしれない。一方、難しいのが「Give & Take」。善人説故の苦悩・・・。見返りを考える時点で、何かが間違っている気がする。情報過多で、セッカチな現代。データを情報とし、情報を如何に活かすか。Trusted Sourcesと”直感”を大切にしたいなぁと感じる。2014/12/01
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