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内容説明
「庶民宰相」の虚飾を暴く。
「私は雪深い秋田の農家に生まれ、地縁、血縁のない横浜で、まさにゼロからのスタートで政治の世界に飛び込みました」――菅総理の所信表明演説は、「叩き上げ」「庶民派」という自らのイメージを最大限にアピールするものだった。しかし、『悪だくみ』『官邸官僚』などで知られるノンフィクション作家・森功氏の徹底取材により、そのイメージは虚飾に彩られたものであることが明らかになっていく。「父は秋田のいちご王」「裕福だった少年時代」「集団就職ではなく家出して東京へ」「大企業にすり寄った横浜市議時代」「ハマのドンとの蜜月」「出来レースだった総裁選」「新自由主義者とIT業者が糸を引く利益誘導型政治」……国家観なきまま最高権力者となった新総理の実態を丸裸にする。評伝『総理の影 菅義偉の正体』に総理誕生後の新章を大幅加筆のして新書化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
居抜き乗っ取り内閣:政権禅譲 根っこは市場原理主義 菅一家の戦争体験:菅家と東北電力 小学校の体育館で出産 上野駅へ:いちご農家 父への反発 大学で事務所選び 影の横浜市長 港のキングメーカー:創価学会との激突 山口組三代目の葬儀 自民党の反乱分子:新自由主義 メディア支配:NHK支配のカラクリ 財界人の思惑 最後に残った候補 菅の信奉者 橋下徹の生みの親:創価学会の変化 捨て身の政治 出口の見えない沖縄:沖縄へのこだわり 消えたカジノとUSJ 知られざる人脈とカネ 偶人宰相を操る面々2021/04/01
れいまん
1
良く取材しています。政治家とは、自分が何をしたいのかが明確であれば、周りの専門家をも使い政策を実現できるのだとも思いますが、菅さんは何をしたかったのだろうとずっと疑問でした。著者の結論に近くなってしまった気がします。 わたくしの地元横浜の市議会議員から出発し、総理まで上り詰めたにしては、チョット物足りなさを感じます!せっかく総理になったのに新自由主義に近づいたのも、経済を勉したとも思えない。もったいないのときに一言!2024/04/12
tecchan
0
本書の帯に「庶民宰相の虚飾を暴く」とあったが,期待した程に暴かれてはいなかった感じがする。ただ,よくわからなかった菅氏の人物像はある程度わかった。2023/10/18
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