- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
D2C戦略が小売を変革する
本書は、日本発D2Cブランドの代名詞とも言われる「FABRIC TOKYO」が、D2Cによる小売支援・変革のための事業戦略を徹底解説する一冊です。
小売業のDX化を推進する活動を背景に、D2Cの基礎知識、世界観の作り方、オンラインとオフラインの融合(OMO戦略)、マーケティング戦略、組織運営(DX)、さらにその先の未来の話(RaaS)まで、具体的な事例やデータを盛り込みながら解説します。
DX化が遅れている中小の小売メーカー、ECのビジネスモデル転換を図りたい中小経営者、D2Cの考え方やノウハウを事業戦略に取り入れたい方、モノづくりの分野でスタートアップを始めたい方……などに向け、課題解決のヒントを多数提示します。
目次
表紙
献辞
はじめに
目次
第1章 D2C戦略が小売を変革する
リテール・デジタルトランスフォーメーションとは何か
WHOやWHATからの根本的な見直しが急務
D2Cとは何か
D2Cと従来の小売業では何が違うのか?
OMOがユーザー体験の鍵を握る
顧客課題の解決から価値提案へ
アップルとナイキが体現するD2C
第2章 D2C立ち上げ時に考えるべきこと
サービス選びは原体験によって決める
商材選びを決める六つの基準
ビジョン、ミッションに創業メンバーの想いを結集する
ブランディングはビジョンに結び付ける
ブランドとして顧客と約束する
勝機はどれだけアセットを構築できるか
データ is king、データはone to oneの体験価値の向上に
ポジショニングではなく、事業と組織のケイパビリティで勝つ
体験価値や利便性だけでない、広がりのあるコア・コンピタンスを特定する
第3章 マーケティング戦略
D2Cのためのマーケティング
二人のペルソナ(WHO)を作る
問いを立てWHATで解決する
サービス初期は購入タイミングを掴むことが集客を左右する
チャネル戦略、オンラインか、×オフラインか
D2Cの出店方法、商業施設の契約形態
小売の最先端はOMO
第4章 LTVの最大化
商材の購買頻度を把握する
コホートによるリピート率を管理する
タッチポイントの最適化がLTV最大化の鍵
OMO戦略におけるタッチポイント
カスタマーサクセスポイントを把握する
揺りかごから墓場までを制する
第5章 組織運営
D2C最大のボトルネックは組織
サイエンスとアートのバランス
既存大手がD2Cに参入しにくい理由は組織運営にある
専門家の知恵を借り、社内にストックする
第6章 ファイナンス&提携
アメリカでのD2Cファイナンスの現状
D2Cファイナンス戦略
D2Cの資金調達戦略
D2Cの成長曲線
D2Cの事業計画の作り方
D2Cのユニットエコノミクス
D2Cの提携戦略
第7章 D2Cのその先へ
日本が勝つ道はサステナビリティ?
顧客価値を構成する提供価値にサステナビリティを織り込む
D2Cのその先のビジネスモデルRaaS
利用後のサービスをどう考えていくべきか
「D2C×○○」が事業の成長性を左右する
おわりに
参考文献
著者プロフィール
スタッフリスト
奥付
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リットン
あつき
ケイケイ
Go Extreme
びたみん。