内容説明
英単語の語源や品詞の成り立ち、英語の歴史的変遷、他言語との比較など、
英語という言語を多角的視点から掘り下げていく(=解剖)本書。
多数のビジュアルでまとめられた本書で英語の「骨組み」を知れば、
丸暗記なしで語彙力がどんどん高まること必至!
英語好きな大人の教養本に、授業の英語では飽き足りない学生の副読本に画期的一冊です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
88
著者はサイエンスライター。様々な分野の著書があるが、この本は英語を成り立ちから教えてくれる良書。語源がギリシャ語かラテン語由来かは知らなくてもいい知識だが、知れば英語という言葉の奥深さがさらにわかるようになる。多くのイラストや役立ちTOPICSで読みやすい。接頭辞、接尾辞、連結形、造語法、借用語の解説とアルファベットを解剖する項から成る。印欧祖語がルーツでラテン語、ギリシャ語、ゲルマン語、アングロ・ノルマン語の影響を受けた。世界の言語でフェニキア文字の子孫でないのは漢字・日本語・ハングル語だけなんですね。2021/05/19
孤島天音
7
フォントの解剖(244ページ〜)が面白い。書体ひとつとってもこんなに開けた世界があるなんて知らなかった。アルファベットの起源をフェニキア文字から辿れて楽しい♪2023/08/06
UI
3
最初の方のページは画像が多くてごちゃごちゃしてて正直微妙かなと思ったのですが、PART3の接尾辞からが英単語がいかにいろんな言語の影響を受けているのか、アルファベットの成り立ちなどがわかり面白かったです。2023/10/28
K
3
ギリシャ語系、ラテン語系、ゲルマン語系…という語源や、語の複合による新語の創出など、さまざまな観点から英単語について解剖しようとする試み。読んでいて興味深く、楽しかった…が、到底一度では覚えられない(笑)2022/03/13
海戸 波斗
3
面白い!知識って最高!で何になるだろ?それって美味しいの?今の私にもこれからの私にも何の役にもたたんがな。でも良いんだよ。賢くなった気分を味わおう。そっかぁ私が賢くなったとしても誰にも私自身にさえメリット無いということがわかった。さて、どうしましょ。2021/04/11