内容説明
前触れもなく理屈も通じず、ある日突然遭遇する怪。ひとたび遭えば傷つけられ、命すら脅かされる…そんな単純で恐ろしい怪異譚を集めた人気シリーズ第2弾!
門から家の方へ近づいてくる異臭。だがその臭いは妻にしか分からず…「腐臭が近づいてくる……」、玄関に飾られた青鬼の面。ある日、鏡越しに見ると目が…「鬼の面が歪む」、体調が悪くなる独身寮の部屋。壁と棚の隙間にねじ込まれていた紙片を見つけ開いてみると…「紙幣が、はさまっている」、不気味な噂の多い地下通路=トンネル。背後から濡れた足音が近づいてきて…「鬼ごっこ(強制)」他、明日は我が身の恐怖譚全28話収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
46
建物だけでなく土地とかまで含めた怪談集。原因がおぼろげにでもわかっているものも、さっぱりわからないものも怖かった。2021/02/15
あたびー
24
困る困る…困ることばかりです。正体不明の悪臭、店主のいないとき入ってはいけないトイレ、存在しない部屋から聞こえる電話の音、近寄ってはいけない安全コーン、転ばされるエスカレーター、平べったいおじさん、断じて事故物件ではないのに怖くて住めない部屋…困ります…困ります…2021/02/02
佐倉
13
初読みの怪談作家さんだが文体が小説的で読みやすかった。何かは起きている。起きていると感じる人はいるのに、その因縁が分からない。近年の怪異譚のトレンドとも言うべきものだが、それでも分からないものは怖い。本人以外は気付かない臭いに怯える主婦を描く『獣臭が近付いてくる……』入ってはいけない場所を示す安全コーンがある店舗、というモチーフに妙なリアリティを感じる『安全コーン』シンプルに厭な感じでゾッとする『紙幣が、はさまっている』がお気に入り。2023/06/28
misui
7
因果が見えづらくあやふや、または因果がないのに怪異はあるというような怪談。現在ではわりと普通のトレンドかと思います。文章が異様に流暢というか登場人物も朗々と語るので、役者が演じる再現映像を見ているかのよう。著者ご本人のイラストがとても雰囲気が良くてこういうのは何十枚もスライドで見たいなぁ。2023/01/17
保山ひャン
3
ギャラリーソラトで開催された「ホラーキングダムXⅢ」で入手。2021/05/02




