買い物ゼロ秒時代の未来地図 2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉

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買い物ゼロ秒時代の未来地図 2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉

  • 著者名:望月智之
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • クロスメディア・パブリッシング(2021/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295404866

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内容説明

日本だけでなく米中のデジタル消費に精通するスペシャリストで、ラジオ番組のナビゲーターなども務めつつ、さまざまなメディアで積極的に情報発信する著者。
初著書であり、3万部突破の前作『2025年、人は「買い物」をしなくなる』に続く注目の一冊が本書である。

▼ コロナで「5年早くきた世界」で起こる消費・行動・時間・移動

前作では、われわれの身近な「買い物」についてのさまざまな変化を取り上げつつ、5年あまり未来を鋭く予測していた。
そして、コロナ禍の中でいただいた読者の方々の反応の多くは、「コロナでまさに本の内容の通りになっている」との驚きの声だった。

「多くの人は買い物のためにわざわざ店舗を訪れなくなる」など、「2025年にこうなる」と予測していたことが、コロナ禍によって5年も前倒しで起こり始めているのだ。

本書では、こうした大きな変化を踏まえながら、「人と人のつながり」をテーマに設定。
既存のマスメディアを凌駕し、デジタル時代に最強の訴求力を持つようになった「口コミ」や、「つながりで買い物をする」という今後のトレンドを解説するほか、
・企業ではなく人から買う「PtoC」
・Eコマース(インターネット通販)が急成長する中国で起こっている「リアル店舗」出店ブームの謎
・全米で広がる、顧客が足を運ばない「ダークストア」とは? 
・密かに増加する「モノを売らない店舗」
・創業わずか2年半でユーザー3億人を超えた中国「ピンドゥドゥ」成長の理由
・Amazonの無人店舗「Amazon Go」が狙う「次の展開」とは? 

など、世界の最新の動きを紹介していく。

「口コミ」の歴史や、買い物に関するテクノロジー「ショッピングテック」の最前線なども解説しつつ、われわれの身近な「買い物」を科学し、あらためて2020年代を予測する一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

35
コロナ禍によって「5年早くきた世界」で加速する消費・行動・時間・移動の急激な変化。それを踏まえつつ人と人の繋がりをテーマに設定して、「口コミ」「つながりで買い物をする」今後のトレンドを解説した一冊。企業ではなく人から買う「PtoC」、Eコマースが急成長する中国で起こる「リアル店舗」出店ブームの謎、密かに増加する「モノを売らない店舗」など、失敗したくない顧客が重視するレビューやスピード感、先を見据えた企業が今何を考えているのか、小商圏ビジネスの可能性などをわかりやすく解説していてなかなか興味深く読めました。2021/11/03

Speyside

23
最新事例の紹介などは多少参考になったが、前作同様中身は薄い。2021年2月時点での最新事例紹介が主なので、来年には陳腐化しているかも。参考になったのは、アメリカのGoPuff(一般家庭のガレージを倉庫にして、日用品を30分以内に届けるサービス)、リーバイス等メーカーのプラットフォーマー化(スマホと連動するスマートジャケットを開発し、ユーザーの行動データを収集)、中国の拼多多(共同購買が前提のソーシャル型EC)など。国土の広さや物流事情などは異なるが、日本で後追いサービスが出てもおかしくないかもしれない。2021/07/13

Miyoshi Hirotaka

15
イノベーションは忘却される。旅行する度に鉄道や飛行機の発明者を思いを馳せないのと同じ。また、イノベーションには停滞や転機がある。坑道の排水用だった蒸気機関は線路と出会って鉄道になり、わが国では新聞社が飛行機を客寄せに使ったことで、性能が上がっていった。買い物もこれに似ている。わが国では生活動線上に実店舗網があるからEC化が遅かった。ところが、パンデミックで在宅ワークが広まったようにやってみたら出来た。なかったものを作ったのではなく、あったものを変化させた。変わったのは自分の態度。だからこそ、全てが変わる。2023/04/20

はるき

11
 全てデータ化され、クリック一つで即日手元に届く時代。便利ですが、それって買い物が楽しくなくなるんじゃないかしら。口コミ確かに気になりますが、あーでもないこーでもないって実際手に取って悩むのもまた醍醐味なんですが。2022/09/05

mazda

11
これまでもネットによる買い物や通信販売もありましたが、コロナ時代になり加速度がついた感じがします。ECが流行ったことでリアル店舗が減るかと思いきや、実は増えているという事実もあるそうです。理由は、体験。ネットで見たものを店舗で体験するという流れが、今後も増えるのかも知れません。日本では10分も行けばコンビニやスーパーがありますが、アメリカのように広大な国ではそうもいかないので、宅配に商機があります。アマゾンでも2,3日かかると言われているので、対抗できるようになれば世界をとれるかも知れません。2022/04/18

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