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内容説明
「学校に行きたくない」「朝、起きるのがつらい」「いじめにあっているけれど、誰にも相談できない」、
そんな「思い」を抱える子どもがたくさんいます。
学校に関する悩みや思いを抱える子どもたちや、その保護者、かつてそういった経験をしたことのある大人からの声を募集しました。
寄せられた投稿について、 3人の専門家が一緒に考えます。
学校にまつわる悩みに向き合うのは、脳と心の関係について研究・発信を続ける脳科学者の茂木健一郎、
カウンセリングを通して多くの人の声を聞き、人間関係の問題を見つめてきた、原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子、
いじめ問題の解決を目指し、『こども六法』(弘文堂)を制作した山崎聡一郎。
子どもたちや取り巻く大人が、不安や悩みごとをどのように捉え、どのような考え方をすればよいのかをともに考えていきます。
本書のもとになったニコニコ生放送番組『明日、学校へ行きたくない』での座談会に加え、
後日おこなわれた追加取材の内容や、専門家の知見とメッセージが詰まったコラム、
『不登校新聞』石井編集長と山崎聡一郎の対談などを特別収録。
■目次
はじめに
プロローグ漫画
1章 明日、学校へ行きたくない
2章 どこにも居場所がない
3章 将来に希望をもちたい
エピローグ漫画
大人の読者に向けて
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
84
マンガふりがなありで小学生から読める。▽不登校児の親として読んじゃう▽「学校行きたくない」は正直な気持ち。正直な気持ちを言葉にできるか、相談できる人はいるのか、受け止めて一緒に考えてくれる人がいるのかが現代の課題。「ふつう」という常識にとらわれて、その子供が何に躓いて、何に不安を感じていて、どんなに疲れているのかは見た目じゃわからない。「何でかわからないけど」が実際で、話せ・動け・示せでは解決できないことも多い。まずは「そういうこともある」と認知することが必要なんじゃないかなぁと思う。2021/09/14
あっか
58
新刊。わたし自身こう思ってしまう自分=ダメ人間、と思って育ってきたのと、長男があまり学校に積極的でないため参考になればと読んでみました。この本ではいじめなど明確な理由がなくても、言語化できないプレッシャーや負担で行きたくないと思うことは当たり前にある、と寄り添ってくれます。色々な全国の声が掲載されているので、一緒の気持ちの人も見つかりそう。70代50代20代と世代もバラバラな著者3人というのも新しい。信田先生の言っていることだけよく分からなかった所もあったかな…渦中の子が本書を目に留めてくれると良いな。2021/02/27
たまきら
31
今年中二になる友人の息子が、学校に行けなくなってしまいました。ドキドキしつつも、様々な本を読ませていただいて、なんだか一人ではないんだという心強さを覚えています。特に当事者でもあった人たちの言葉が素敵で、じんわりきました。早速友人に勧めました。生きているだけで、生まれてきてくれただけで、本当にうれしかったあの頃を、親は忘れがちなのかもなあ。2021/05/04
うー(今年も遅くなります)
29
学校に行きたくない。人それぞれ複雑なその理由。原因が説明可能な場合の方が解決策を見つけやすく、いま原因不明の不登校は少なくないそう。「どうして自分は学校に行けないのか」一番悩んで苦しんでいるのは子ども。すべての子ども達が何よりもまず「生きる」ことが出来る世界に。学校に行かないのは甘えだと突き放すのではなくとことん見守る。難しいけれど、その子がほっとすることができるような大人になりたい。2021/03/07
BluesGilimeno
13
常識にとらわれず、型にはまることなくいろいろなやり方で学びを進めていけばいい。海外ではホームスクーリングが当たり前であり、必ずしも一つのやり方にとらわれる必要はない。この一方で、学校に行かないことによって失われる機会もあるのだろう。これからの学校が、個性と創造性を伸ばせる学びの場になってほしいことには共感する。「望ましい困難」の考え方もいい。困難があるからこそ、大きなことを成し遂げることができる。そもそも、そんなに簡単な問題ばかりではないのだ。大きな困難こそ、乗り越える価値がある。それを見極めて進め。2023/10/16
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