戦略の未来

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戦略の未来

  • 著者名:コリン・グレイ/奥山真司
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 勁草書房(2021/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326351749

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内容説明

戦略の歴史は人類の歴史と同じくらい古い。将来にわたって私達はこの不愉快な現実から逃れられないのだ。ルトワックやクレフェルトと並ぶ世界三大戦略家の一人コリン・グレイは、古今東西の戦争や戦略家を論じつくし、時代や場所を越えて通用する「戦略の一般理論」を指し示す。新クラウゼヴィッツ主義のエッセンスを伝える必読の一冊!

目次

日本の読者のためのまえがき
まえがき

イントロダクション
 一般理論
 政  治
 慎重さ
 正統性と正義
 歴史的な文脈
 動  機

第1章 政治というマスター
 最大の議論――永続的な物語としての「戦略の基本」
 戦略の源泉――人間の本性と政治
 政策と戦略における「政治」の意味
 戦略――最も偉大な「実現手段」

第2章 戦略――それは何であり、なぜ重要なのか
 一つの「橋」
 戦略はいかに効果を発揮するのか――そのミステリーの解明
 戦略が不在、もしくは混乱している場合
 戦略――その限界や代理品は?

第3章 理論と実践
 一般理論
 理論と実践
 国民的(そして文化的)文脈
 戦略理論の最大の価値

第4章 戦略史で変化するもの、しないもの
 一つの重要な概念として
 変化したものと変化しなかったもの
 二百年にわたる戦略史
 戦略史には「始まり」や「終わり」はあるのか?

第5章 戦略、諸戦略、そして地理
 一般と特定
 地理、歴史、政治
 大戦略と地政戦略
 マッキンダーとスパイクマン――極大戦略における冒険的事業
 戦略は統合的なもの

第6章 戦略と未来
 核という例外?

まとめ 自信をもって「知っている」と答えられることは?
 戦略と「時の偉大な流れ」

訳者による参考文献の紹介
訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

37
本書を読んでいくと、経営学のマネジメントにおける戦略ではなく、本当に戦争における戦略だったので、野中郁次郎氏の本で参考文献としてあがっていたことを思い出しました。😅 著者のコリン・グレイは、戦略研究、軍事史等を専門とする国際政治学者。 レーガン政権時に戦略アドバイザーを務めていた方だそうです。 200ページにも満たない本なので、なんとか読み終えることは出来るのですが、何か問題を解決するための直接的なヒントを与えてくれるものではないので、ちょっと読んでいてもつらいですね…😅2023/06/27

Micky

3
魅力的なタイトル、ですが中身はチンプンカンプン。戦略の定義、戦略の歴史、戦略と核。これを読んで何が楽しいの?ということで久しぶりに飛ばし読み、ついにギブアップ。根気のある人向きです。2019/02/28

金吾

2
△訳のせいなのか、元々なのか、自分の素養が低いのかは解りませんが、面白くなかったです。第3章にいたっては言いたいこと自体わからなかったです。2019/11/15

すみ坊

2
超絶難解。 今まで経験したことのない不確実要素が次から次へと生まれる中で国家の戦略はますます重要になるとしつつ、全てを終わらせかねない核とは今後も仕方なく付き合い続けるしかない、という悲観論。 戦略には『本質/ネイチャー』と『様相/キャラクター』があるが、望ましい帰結の達成、という概念は普遍である、ってのは分かったような分からんような…ブツブツ2018/08/25

嘉右衛門

2
これも再読しないとだめだなぁ。現在の政略理論がわかってないとなかなか難しい。とりあえず、核は偉大だと。2018/07/22

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