内容説明
日韓累計40万部のベストセラー『あやうく一生懸命生きるところだった』著者の最新作! 今作は「言い訳(自己合理化)」をテーマに、がんばらない人生を歩み出した著者のその後の人生を描いた一冊です。何気ない著者の日常の一コマから、自分の基準で心地よく生きるためのヒントに出会えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J D
72
なんの期待もなくタイトルに惹かれて手に取った本。キンコンカンコン!!大当たり。腹の底に活きる力を注入されたような感じ。私の心に響く言葉が散りばめられていた。「世間の反応とは関係なく、一人、凛として我が道を行きたい。」なんだかいいなぁ。要は、人と比べないこと。比べると自然と優劣がつく。そんなの無駄。不必要と言われ続けているような読書だった。なんか良かった。2023/07/08
いーたん
26
前作に続き読了。この適度な脱力感って、出せそうで出せないのでは?とますます思えた。別に卑下することなく、斜めに見ることなく、いいさじ加減の脱力感。特に、競争の厳しい彼の国では難しい自己表現にも思えました。小さいけど確かな幸せについてのエッセイは秀逸。この本を読んで見てみたい映画や小説がたくさんあったのも収穫でした。2021/07/17
ズー
15
1作目よりさらに良くなってる!ほんとに読むほどに心が楽になる。相変わらずゆるいイラストも好き。フランシス・ハのラストの解釈に、なるほど!な気づきももらった。すごいなすごいなぁ。これは3作目も書いちゃって、それはもっとすごいのでは?と思ってしまうな。この本みんな読んだら、少しはうまくいきそう。2021/04/03
しのさー
13
イラストエッセイとしてイラストに短い文章を添えるような作品を作りたかったと本文にあった 実際は逆だけど丁寧に考えが書かれていてので自分としてはこっちのほうが良かった 昔みてイマイチだと思ってた映画を見返したら自分の感じ方が変わってた話もあったので私も試したい 翻訳が自然で読みやすい 貧富の差、就活が厳しいと知らなかった 思い通りにならないことも「あるよね〜。あるある」で乗り切りたいと思った2022/01/23
さく
12
こんな風に、気張らず、比べず、のんびり、ゆるく、自分の人生を自分の思うように、望むように、生きたい。勇気がなくて、周りに迎合し、同調し。ぼくはなんで、1人、ここにいるのだろう。2021/12/17