内容説明
好評の書評集第二弾! 「科学する心」があなたと世界を変えるかもしれない
本当に読者の役に立つ書評――良い本はしっかりと評価し、ダメな本はしっかりと批判する。そんな「まっとうな書評」が高く評価された山形浩生の書評集、第2弾は「サイエンス・テクノロジー」編。
「科学する心」の尊さ、テクノロジーの楽しさと未来に託す夢。そしてデマやあおりに惑わされない冷静な思考を解く、古びることのない、今の時代に必要な本の数々が紹介されています。
【著者】
山形浩生
1964年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。
大手シンクタンクに勤務の頃から、幅広い分野で執筆、翻訳を行う。
著書に『新教養主義宣言』『たかがバロウズ本。』ほか。訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ピケティ『21世紀の資本』、スノーデン『スノーデン 独白:消せない記録』、ディック『ヴァリス』ほか。
目次
はじめに
第1章 サイエンス
第2章 科学と歴史
第3章 環境
第4章 震災復興・原発・エネルギー
第5章 建築
第6章 都市計画
第7章 医療・生命
第8章 遺伝・進化
第9章 脳と心
第10章 IT
第11章 ものづくり・Maker・テクノロジー
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
12
図書館本。前巻同様、雑誌や新聞に掲載されたものや、アマゾンレビューとして投稿した書評が収録されています(前巻のものも含めて、著者のサイトやブログで収録されている書評のほとんどが読めるようです)。色々な批判も出て、著者も問題点を指摘しつつ<やっぱり是非読むべき本だと思う。>と書いているジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』はずっと気になっていたいたので、そろそろ手に取るか…(ちなみに、邦訳単行本は参考文献をカットしたため心ある読者が激怒したらしい。文庫版では参考文献もきちんと収録されているとのこと)(続く2025/02/17
Shun'ichiro AKIKUSA
5
おもしろかった。ただ洋書は原書が何年の本か書いてもらえるとありがたい。そもそも書式がまちまち。2021/01/20
梅田
2
1990年代から最近は2020年頃までに書かれた山形浩生による書評集。地球温暖化への疑義や人種間の格差への遺伝的影響など、今のインターネットならまともな議論になる前に条件反射で炎上しそうな議論もふんだんに含まれていて、賛同するわけではないものの、最近の自分の考え方がやや硬直化してたなと戒めになった。あるいは、ある種の露悪性を隠さない文体からも滲み出てくる、ものづくりや技術に対する誠実な姿勢には学ぶべきものが多い。紹介されている本も縦横無尽で相変わらずのインテリヤクザぶり。2021/02/28
かつ
1
かなり古い書評、古くて手に入らない本も多く、書評そのものが役に立つというより、山形さんの考え方が参考になる。2021/03/11
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