内容説明
考えに考えて家をつくったら、思っていた以上に快適だった! 日常にこそ楽しみを見いだせる家、汚れにくい家、家事がラクな家。
寒いからドアちゃんと閉めてよ
(なんで私が代わりに閉めにいかないといけないの)
↓
勝手にゆっくりきちんとドアが閉まるクローザー。
また床が濡れてるよ
(何度もお願いしているのに)
↓
床が濡れない位置のタオル掛け。
食器下げてから一緒にゆっくりしようよ
(自分ばっかり先に休んでずるい! )
↓
食器を楽に下げられる食卓とシンクの配置。
お願いしたり、誰かが頑張らなくても、「家」で問題解決!
【目次より】
I.家が建つまで
1章 家を建てることになるまで―私が家を建てる決心をするまで
2章 どんな家を建てたい? どんな暮らしをしたい?--理想の具体化編
3章 どんな家を建てたい? どんな暮らしをしたい?--現状分析編
4章 間取りをつくる
5章 図面で暮らしてみる
6章 家が建つまでのロードマップ
II.暮らしてみたら
7章 できた家と暮らし
8章 すっきりと気持ちのいい家にするために
9章 暮らしが整う家づくり
10章 整えた家でなにしよう?
11章 そして家づくりはつづく
本書に出てくる主なモノリスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K1
12
「建売」ではない選択ー間取り図を見るのは好きだけど、「図面の中で暮らしてみる」はやったことがありません。自分たちの中にあるこれまでとこれからの「暮らし」に向き合って建てた家が紹介されています。2021/03/31
なつお
1
マイホームの建築計画から経過、そして住んでからの経年変化や家への思いをまとめた本。著者が以前住んでいた賃貸住宅の長所や欠点をひとつひとつ検討して新居作りに反映させていくのだが、「カビが生えにくい」「埃が出にくい」家にしたいという要望に共感した。浴室の収納や洗面台の蛇口などの細かい仕様を決める際、見た目の良さよりも掃除をする生活者目線で最適解を導き出すところが参考になった。2021/11/15
葵
1
自分にとって居心地のいい家とは何か、詳細にリスト化されて図面や写真も多く参考になりました。2021/02/01
mari
0
図面に動線を書き込みながら配置を検討したり、各人と目的にぴったりの高さを検討したりする前半部分の話は参考になった。ただし、ここまでの情熱を傾けて労力をかけることは私には無理だな…。後半は造作だらけのお家の紹介で、ここまで思い切ったことは自分には無理だと思ったので流し読み。2023/11/23
kaz
0
著者の理想を設計に具体的に落とし込んだものだけあって、お洒落で楽しそう。ただし、アクセントのためのちょっとした段差が将来大丈夫だろうかと、ちょっと気になった。図書館の内容紹介は『家事が滞らない、ゴミが淀まない、窓から緑が見える…。暮らしやすい家を求めて徹底的に考え、理想を具現化し、不満をヒントにして建てた家では、日常を心から楽しめる! 家が建つまでと建ってから、その過程を紹介する』。2021/07/10