内容説明
在日として日本に生まれ、光と影の狭間に生きる「怪人」と呼ばれた男、許永中。戦後史に残る経済事件「イトマン事件」の主人公となった著者が、自らの人生ですれ違った忘れがたき政治家、経済人、恩師、ヤクザたちとの秘話を語る。実の娘による手記「父と私」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark X Japan
7
著者には,独自の価値観や美学があり,娘でも理解できないところがあるようです。著者が大阪に戻って来ることはあるのでしょうか。☆:3.52021/03/23
Dwight
1
アッカン アカン2024/03/28
すみす
1
フィクサーという謎の言葉が何なのかよくわかる本。記憶に残るあの出来事、あの事件の裏側を惜しげもなく実名で語っており、思わす呆気にとられてしまった。腕っぷしと度胸で兆の金を動かしてきた筆者の原動力は被差別感情。在日の人たちが各方面で活躍している大きな要因の一つが解った気がした。2021/03/12