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内容説明
追悼特別出版 国際人たる日本の若者へのメッセージ
海外をめざすビジネスパーソン、そして若者たちへ。
新型コロナウイルスにより急逝した名物外交官が、日米、日中、日朝関係などを、豊富な知識と深い洞察をもって語る。
序文・安藤優子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ランラン
6
官僚らしからぬ庶民的な雰囲気が漂う著者は好感が持てた。今回の死はあまりにも早すぎる。日本外交になくてはならない存在でした。柔軟な思考の持ち主であり聞く耳を持つ人柄が偲ばれる。2021/04/07
yasu7777
2
★★★☆☆ 稲沢3529-2572022/06/19
後藤良平
2
筆者が昨年コロナウイルス感染で亡くなったことを、読み始めてから知った。世界の常識だと筆者が言われることが多々出てくるが、自分ができているのは唯一ボランティアやNPOに参加していることぐらい。「他人への優しさ」「部下に声を荒げてはいけない」「常に、反射的に相手の立場に身を置く」「最後までやり通す意思、情熱と逞しさ」「常に何かを考える」「なぜなぜと考え、とにかくスピード第一で動く」「更に手を伸ばさなければ届かないところに課題を設定して、突き進む」など多くの言葉が自分に刺さる。年間No.71kindle。2021/06/17
トビケ
2
外交をめぐる議論がすぐに右臭くなったり左臭くなったりするのが面倒で、あまり手に取らないことにしてきたが、20年代のリスクを前にしてそんな選り好みは許されないとも思う。正確なリスク認識の一助となる良著だと思う。それだけに、これ以上アップデートされないことに悲しみを覚える。2021/04/03
渓流
1
日本の外交、軍備に関する講演をもとにした本。目新しさはないが、リアリズムに則ったまっとうなお話し。メディアの記事になっていないお話が所々にちりばめられ山椒の味を感じられる。2021/03/13