光文社新書<br> 相続地獄~残った家族が困らない終活入門~

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光文社新書
相続地獄~残った家族が困らない終活入門~

  • 著者名:森永卓郎
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 光文社(2021/01発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334045180

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内容説明

高度医療が発達して健康寿命が延びるにしたがって、「人生100年時代」は現実味を帯びてきた。問題は本人が天寿をまっとうしたあと、残された配偶者や家族だ。故人が不動産と資産をたくさんもっていたらいたで、法定相続人の間で骨肉の争いが生じる。「相続」ならぬ「争続」と言われるゆえんだ。父の死から10カ月にわたって泥沼をさまよった著者が、自身の体験と、読者が地獄を未然に回避するためのノウハウを書き記す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

50
こんなところに地獄がありき。以下メモ。まず介護問題、親にかかる生活費は、基本本人に払わせる。体が衰えても、思考力が衰えないといちいち文句を言うので最悪。月30万+消耗品の介護施設、これは庶民はいけない。銀行の融通の利かなさ、窓口に来ないと金庫を開けない。墓地問題、公営が最適解。生前贈与枠は100万円ほどあるが、貯金するだけでは贈与とみなされないことも。別荘は維持費を考えると、購入は悪手、スイートルームに泊まる方がよし。みうらじゅん氏は大量のコレクションについて、「死んだ後のことなんて考えていない」と即答。2025/02/15

kawa

45
本書執筆の動機は、著者のお父さんの相続手続きが大変だったことからだそうだ。確かに亡くなった方の銀行預金の始末ひとつとっても中々手間のかかることで大変な昨今、身内に高齢家族がいる人にとって読んでおいて損のない一冊。やや盛りぎみな表現や不正確な記述は気になるが、話題が多岐にわたり飽きることなくサクサク読了できる。ところで、経済アナリストである著者、親の介護費用がドンぶりで後からいくら使ったかわからない…、には笑える。マクロは得意でもミクロは不得手ということですか。正に灯台下暗し、ありがちな話しですが…、2021/03/27

gtn

32
親の財産は放棄しよう、自分の財産は、配偶者に最低必要な分を除き、どこかに寄付しようという思いを強くする。身内に要らぬ気苦労をさせないために。2022/02/21

ヒデキ

22
介護から相続へ 高齢の親を抱える人たちの心構えを 森永さんのご両親の介護から 説明してくれています まずは、肉親とのコミュニケーションの大事さが 一番ですね。 ここも森永さんが自身の体験を語ってくれています 2021/02/19

カタコッタ

17
私自身高齢になった夫の母と同居しているので、著者の気持ちはよく分かります。とても興味深く読みました。お金は有れば有るだけ相続の時には厄介なのが実感出来ました。そして土地と建物も。もう物に縛りつけられる生活は考えものです。はやく、身体が動く内にサッパリしたい。著者と同じ様に私も小さいながら庭先の畑を夫婦でやっています。私は草引きと収穫専門です。こんな所からも草が生える、つまらない事でクヨクヨするのがバカらしくなってきます。アロマより身体に優しいのが土と戯れることでした。お金より、我が家のトマトが今は大事。2021/07/31

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