内容説明
三年前ペイジはCIAの新米エージェントとして、ジョシュア・ストーンとともに東欧の小国に潜入した。憧れの男性との任務に胸をときめかせたものの、プロに徹する彼がペイジを女として見ることはなかった。ところが、あの夜だけは違った。間一髪で危機を逃れた安堵のためか、ジョシュアはペイジを誘惑し、激しく愛を交わしたのだ。そして翌朝、何も告げずに戦場へと消えて行方不明となった……。時をへた今、ペイジは涙をこらえて彼と対峙していた。まさかジョシュアが生きていたなんて。しかし彼の表情は冷たかった。「人違いじゃないのか?」★RITA賞を二度も受賞し、リンダ・ハワードもその実力を讃えるゲイル・ウィルソン。人気連作『孤高の鷲』第六話では、最強のエージェントが不死鳥のごとくよみがえります!★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
12
筋立ては面白いと思ったけど、3ページごとに休憩。集中して読み進められず。何かが足りない……。CIAのミッションの終わりが見えた夜、2人は廃墟の地下室に隠れながら結ばれた。ヒロインが目を覚ますと、傍らで眠っているはずのヒーローは行方知れずに。敵に捕まったのか、味方を裏切ったのか。あれから3年が経ち、突然ヒーローが生きているらしいことがわかる。あの夜に一体何があったのか。2023/11/23
aiko
3
2000年の作品だけどほんのり『M:Iゴースト・プロトコル』風味。 記憶を失い別人として生きていた元CIAのジョシュアが失われた毒ガス兵器の謎に元パートナーのペイジと共に挑むサスペンスアクションでした。現場を離れていたとは言えエージェントな筈のヒロインが結構迂闊で他のシリーズに比べると少し地味目な印象。2023/04/06
akiyuki_1717
0
ハラハラ、ドキドキあまり目立ったヒーローとヒロインでは無いけれど、読みやすかった。2013/03/25
はる@夏の霜
0
謎あり、危機あり、ヒーローがヒロインのことを身を挺してかばうという見所ありで、スパイものらしい話だった。でもヒロインにもヒーローにも、特にこれと言った特徴が無い印象で、読んでいてハーレクインとしての楽しさが薄い。このシリーズ1~5の中で一番面白みが無かった。あとやけにホットなシーンにページを割き過ぎているような印象で、嫌。(個人的には朝チュン程度のほうが、あれこれと想像の余地があって好き)2011/12/06