内容説明
両親の葬儀が終わったあとも、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父の親族の、蔑むような視線がいまなお胸を締めつける。義父マサイアスは、欲深い妻によって破滅したも同然だった。そしてレイチェルは、その妻の娘なのだ。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で、彼だけがやさしくしてくれた。何年も前から、レイチェルはそんな彼に心を寄せるようになった。「心からお悔やみを申しあげるわ」レイチェルは思わず声をかけた。彼も、親しいマサイアスの死に打ちひしがれているように見えたからだ。だが、こちらに向けられたセバスチャンの冷たい目を見て息をのんだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
欲深な母の仕打ちに、そしてその娘として周囲に蔑まれることに傷ついて生きてきた美女のかわいそうなロマンスです。男子の愚かさにはもちろん呆れましたが、なんでもお母さんに話してしまう男子が結構かわいかったです。そのマザコンっぷりには引いてしまう女性も多いだろうなあ、ぷぷぷ。読後感はとてもよかったです。2021/01/31
糸車
17
序盤にヒーローが暴言を吐きヒロインをとことん傷つけるのが分かっているので、夜寝る前に中盤〜終盤あたりをちょこちょこ読んでいました。今日は初めから最後まで。ヒーローが必死になってヒロインに求愛するけど受け入れてもらえず、今度は拗ねる…この辺りが楽しい。傲慢な男の可愛気ってロマンス小説なら許される気がします。ヒロインにメロメロという前提でね。2020/07/30
ぽこ
7
ヒーロー、母親にベッドでのことまで相談しないでほしい。そんな話を聞かされたら、引いてしまうわ。2015/05/20
くろうさぎ
5
愚かなクーロス兄弟。こちらは兄の話。先に弟の話を読んでいたので、、ヒーロー母ここでもまた、とってもいい感じだわ~~~!どっちのヒロインもヒーロー母に使用されてることがとっても心強かったでしょうねぇ・・・。しかし、一度ならず何度も何度も考えを変えるヒーロー。何が原因なんでしょうねぇ・・・・。そして、最後のヒロイン父の登場とその後にちょっとびっくり。2012/06/01
romaco
4
★★★ 大叔父がヒロインの母親のせいで悲劇的な最期を遂げた事から、ヒロインも同じ種類の女だ→いや、違う→やっぱり同類だ→いや、違うと、とんでもなく持って回った考え方をするヒーローだけど、心の入れ替え方が中々面白かった ヒロインの過去の傷があんまり読みたくないタイプのものだったかな・・・2011/11/10
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