ハーレクイン うわべだけの結婚

著者名：キャロル・マリネッリ【著】/苅谷京子【訳】

ハーレクイン（2021/01発売）

• ISBN：9784596120892

内容説明

妹夫婦が事故で死んだ事実を受け入れられないまま、キャサリンはひとり、病院の待合室にたたずんでいた。そのとき、リコ・マンチーニが現れ、彼女は動揺した。リコに会うのは、妹夫婦の結婚式以来だ。あの日、妹の夫の兄であるリコに熱いまなざしで見つめられ、男性に慣れていないキャサリンは舞い上がってしまった。だがその数時間後、リコは態度を一変し、彼女をはねつけたのだ。リコは赤の他人に接するかのように、妹夫婦とその遺児リリーについて説明するようキャサリンに求めた。そしてさらに、信じがたい提案を持ちかけた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[麻琴]

事故で亡くなったヒーロー弟とヒロイン妹夫婦の遺児の養育権の為に結婚することになって…という話。一年前の亡くなった夫婦の結婚式の時に惹かれあって関係を持って誤解があってとハーレクインでよくある設定と展開だけど真実嫌な人も出てこないし中々良かった。ヒーローも自分の気持ちを早くから自覚してるんだから素直に話し合えばいいのに。ヒロインの仕事に関する頑なさは不快。体の方が大事なのはヒーローじゃなくても分かるのに。☆3

2015/07/08

[こえん]

事故でなくなった夫婦のヒーロー弟とヒロイン妹の生前の生活ぶりがね…。それにH/Hの結婚の経緯とその後もいまひとつ、ヒーローのヒロインに対する態度のいけ好かないことったら。

2009/09/06