内容説明
■運命の声を聞き逃した私に、幸せは再び訪れるのだろうか?■今の私を救ってくれるのは、彼しかいない――イザベラは十歳年上のロンドンの友人、パウロの家を訪ねた。たった一度の過ちで妊娠してしまった彼女は、娘を誇りにしている父親に打ち明けることができず、母国のブラジルを逃げ出してきた。だがイザベラには、パウロに事実を告げるだけの勇気がなかった。物心ついたときから、パウロに憧れつづけてきたのだ。彼に軽蔑されるなんて耐えられない。イザベラは黙ってパウロのもとを去った。数カ月後、彼女を捜し出したパウロは、妊娠を知ってきっぱりと言った。「一緒に僕の家に行こう」イザベラは驚き、不安と希望が心の中で渦巻いた。運命はもう一度、私にチャンスを与えてくれるのかもしれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
0
再読。ヒロインが甘ったれているだけのただのバカ女にしかみえない。☆22015/02/05
akiyuki_1717
0
自己責任もとれないで妊娠して、憧れている男性に頼りに行き、彼にGFがいると知り逃げ出すとは…彼が心配して探し出すまではいいとしても、ロマンスに発展する要素がどこにあるのか、まともな考えなら、惹かれあっていたのに裏切られたパターンでしょ。2013/04/17
こえん
0
惹かれてるものの10才の年の差と、ヒロインが生まれたときから知ってるため踏ん切りがつなかいヒーローと、ヒーローを想いつつもかなわないため自棄になって他の男性と関係を持って妊娠中のヒロイン。なぜロマンスが成立するのかナゾな状況設定だし、現実に向き合い切れてないヒロインに非常にイライラさせられた。過ちを犯すなとは言わないけど、なぜあの状況でヒーローを頼ろうと考えられるのか不思議で仕方ない。2010/02/25