ソーニャ文庫<br> 狂犬従者は愛されたい

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ソーニャ文庫
狂犬従者は愛されたい

  • ISBN:9784781696904

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内容説明

――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。

圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。
その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、
ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。
感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。
守らねばと思うライネリアだったが、
それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた!
一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。
「愛の押し売りに来ました」
獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!?

年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!?


【目次】
序章
第一章 青
第二章 碧
第三章 緋
第四章 黒
第五章 白
第六章 紫
終章
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いぼいのしし

22
ヒロインにはやさしいが冷酷な父王に、親友と思っていた護衛を殺されて、このままの圧政では国の為にならないと、父を倒し親友の弟分であるヒーローを引き取ることとなる。ヒーローはヒロインを溺愛していることが明白なのに、ヒロインは弟としてみているためそれが全く伝わらず、寧ろはやく自分から解放して自由に暮らせるようにと思案する。姉御肌のヒロインのせいか、ソーニャにしては明るい感じでおもしろかった。2021/02/07

そら

11
逞しいヒロインだった。親殺しの簒奪者のようなものだけど、コメディ調で悲壮感はない。ヒーローの顛末は予想通りで目新しい驚きはなかったけど、上手いことお話は纏まって読みやすかった。2023/08/24

Sari

2
父皇帝に不信感をもち、反旗を翻し女傑姫と呼ばれるようになったヒロイン。信念をもち凛としたヒロインが魅力的。また、ヒロインに幼いころから育てられ、ヒロイン一筋なヒーローも良かった。作者さまの描く凛としたヒロインはなかなにツボなので、また次回作に期待。2021/03/05

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