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内容説明
見捨てられた水族館に、ナゾの生物がいた。小学六年生の夏、すずめは仲間たちとその生物ウィリーを助け出す。山奥の湖でウィリーを守ること、それはみんなの一生の秘密のはずだった。ところが次の年、「湖に恐竜がいる!?」と全国的な大騒ぎになってしまう。すずめたちは、大人を欺く一大計画を立てるが…!? 表題作ほか『踊る教室』『王子くん』『晴れ、ときどき闇。』『霧の家』を収録。
※収録作品 踊る教室/王子くん/晴れ、ときどき闇/霧の家ー公開されない3本の棘ー/ぼくらの村には湖があった/たむたむたいむ
※本作品は短編集です。収録作品をご確認の上、重複購入にご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チューリップ
4
別コミ時代の作品だけど霧の家とか大人が読んでも凄い面白く感じると思う。踊る教室とかぼくらの村には~とか子供だからこその繊細さや不安感みたいなのを描写しつつみんな成長していて読み応えあるなと思った。踊る教室の終盤で行こうとするイナリを引き留めるシーンが好きだった。2022/07/13
図書館の丼
4
えるしっているか わたしたちのねんだいのおんなは みんなどこかしらで田村由美を履修している。読んだことあったけど懐かしくてもっかい借りてみた。そう、この、最後投げっぱなしな感じ。読者にぽーいと投げ渡す感じが田村由美…。2020/11/01
多津子
3
田村由美らしい繊細さと力強さが味わえる珠玉の短編集。全力で大人に抗う子どもたちの物語。同情されたくない、なりたい自分があるのなら最後まで強がればいいし、扱いやすい大人になることはない。いじめは暴力だし愚かだと分かっていても正しいと思うなら突っ走ればよい。閉塞感がある今の時代だからこそ心に染みる。子どもたちにも読んで欲しい物語だ。2020/12/20
せ〜ちゃん
1
★★★★2012/10/30
よだか あお
0
【再読】2015/05/14