内容説明
「寄っていきませんか。夫は遅いんです」
人妻から出た突然の言葉には秘密が……?
24歳で童貞の伸一は前々から気になっていた花屋の女性と話しているうちに彼女に小さなボタンのようなものがあるのを発見する。これには秘密があるようで、なんと彼女と結ばれることに。また、コンビニの女性や取引先の窓口の女性にも同じものが……。ボタンとセックスの関係はよくわからないまま、関係を持っていくのだが──。官能エンタメ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古本虫がさまよう
3
主人公にだけ見ることのできる「赤いボタン」。それは女性が気になっているところに出現。胸が小さいことに悩んでいると、そのあたりに。夫の暴力で痣ができていると、そのあたりに。そこに出てきた「赤いボタン」を主人公が押すと、突如、女性の主人公を見る目が潤んできてフフフの関係を迫られることに……。近所の花屋に務めるパートの人妻や、コンビニバイトの女子大生や、お得意先の未亡人のやりての主任……が跪いてくれる。童貞ともおさらばし、巨根を誉められ……喜ぶものの心配になる主人公。疫病神に取りつかれているのではないかと。2021/11/03