角川書店単行本<br> Manner of Death

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角川書店単行本
Manner of Death

  • ISBN:9784041108444

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内容説明

タイ北部の病院に勤めるバンは、優秀な監察医。
容姿端麗、頭脳明晰だが、誰にも言えない秘密があった。
ある日、バンは自殺と思われる女性の検死をし、他殺と結論づける。
しかしその夜、彼は謎の襲撃者に、検視報告書を自殺と書くよう脅される。
辛くも難を逃れ、親友の若手検察官プートに事実を打ち明けるが、直後彼が失踪。
責任を感じ、調査を始めたバンは、第一発見者の塾講師テーンを疑うが……。
次第に惹かれ合い、けれど緊張感をはらむ二人の関係。
二転三転する真実に、ページを繰る手がとまらない!

ただいま話題沸騰中、タイ発の法医学BLドラマ原作、待望の日本語訳版!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっと目が覚めた

18
タイBLドラマの原作小説。ドラマ未視聴。監察医バンが女性の死体の解剖をする事からストーリーは始まる。イケメンの(ここ重要!)塾講師テーンは、第一発見者として事件に関わるのだが…現役の医師の方が書かれてるので学術表現も詳しくて、控えめだがイチャイチャも有り😳テーンが必死で可愛いのだが(笑)落ちる過程って楽しい。ソラウィットのスピンオフもお得です🎵2021/01/25

ヒサ子。

12
タイの法医学BL。とても面白かった。途中まで割と真面目なミステリとして読んでたら、いきなり萌えにぶん殴られました。すぐに他殺と結論づけた女性の死体案件書を自殺と書くように脅される監察医バン。かなり頭脳明晰で友人が失踪したこともあって、自力で犯人と決めつけた塾の講師テーンに接触する。頭脳明晰とはいえ冷静じゃないしはっきり脅しに怯えているバンがなんか魅力的だった。テーンとの同棲?監禁?生活が始まったあたりからニヤニヤが止まらなかった。二転三転する状況は読んでいて退屈しなかったし、その後の長めの後日談も丁寧。2021/03/25

RIN

10
語彙力が吹き飛ぶ程、面白かった。こんなにしっかりしたサスペンスは久しぶりに読んだかもしれない。これだけの良作、BLという括りで読者層を狭めてしまうのが本当に勿体無い。著者は現役医師との事で、流石説得力のある描写だった。この話は男女では成立しないし、恋愛が絡まなければこれ程スリリングな展開にもならなかった。そして舞台がタイという異国だからこそ、多少の違和感も受け入れる事が出来たと思う。これが日本ならきっとこうは行かない。また読み直したいと思える作品に出会えて良かった。今後もこの方の作品を追いかけたい。2021/03/19

佐倉臨

9
面白かった!タイBLは2gether、LBCと読んだけど、前者2シリーズよりも読んでる感じはM/Mに近かった。サスペンスだからかな。 ドラマと全然展開が違うので普通にハラハラしたし、法医学要素が余すことなく散りばめられていて興味深い。とにかくバンとテーンの、愛と裏切りとで翻弄されて葛藤する二人の幸福を祈らずにはいられない。 キャラも魅力的で、バン先生は欺かれたら欺き返す精神的なタフさがあって頭が切れまくって、でも時折弱さを垣間見せるのが堪らない。逆にテーンは切れ者に見せかけて結構不器用で犬っぽい可愛さが。2021/04/02

opika

9
ほぼ一気読み。タイBLドラマの原作で、ドラマにハマっているので読むことにしましたが、ドラマとも異なるシーンや先の読めない展開に夢中になり、ページを捲る手が止まりませんてした。さらに言えば、ドラマのキャストで脳内再生されるので…。ドラマはまだ終わっていないので、どういう結末になるのか楽しみ。2021/01/31

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