内容説明
姉の春香が事故死してから一年後の命日の夜に、亜紀のスマホに春香からLINEが届く。
仲違いしたまま死んでしまった姉をいまだに許せずにいる亜紀は、悪質なイタズラだと無視するが、その後もたびたびLINEは届きつづける。
そんなある日、春香のルームメイトだったという女性・奈津が、空野家に居候することに。
奈津と過ごす日々のなか、亜紀は忘れようと封じ込めていた春香の記憶を少しずつ取り戻していく。
そして、すべての思い出がよみがえったとき、奈津は姿を消し、亜紀は彼女が現れた本当の意味を知るのだった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
灰音
3
初めていぬじゅんさんの本を読みました。 こんなに先が読めないライト文系久々だったので、楽しませていただきましたー!2021/06/09
エル
2
んー、私には合わなかったなーとしか。 他人がずかずか家に入り込んできてあれこれ指示して、尚且つ亡くなった家族の話題で盛り上がる。忘れたいと思ってる亜紀からしたら奈津は図々しすぎるもの。奈津の正体が判明したあとはなんだかお涙頂戴系に見えてしらけてしまった。2020/02/09
ディープなつまみぐい
2
タイトルに惹かれた作品。ライトノベル。一年前に事故死した姉から妹へLINEが届くところから物語は始まる。仲違いしたまま大切な人がいなくなっていろんな葛藤が生まれて思いをどうしたら大切な人に伝えられるのか…。タイトルの意味がわかった気がする。2019/12/14
amethyst@読書
1
とある出来事から姉を許せないまま、事故で喪ってしまった女子高生。若さゆえのその頑なさや弱さが、丁寧に描かれていました。 心の手当て、という表現がお気に入りです。大切な考え方ですよね。2020/02/05
ぬりかべ
0
一言でいうなら、涙活はとても大事(だいぶ乱暴) 主人公のモノローグ、振る舞いになかなか共感できず、 本を読むスピードは遅くなってしまったけど、よくよく考えてみるとこの作者の描写ぶりはいつも似た感想を持った自分がいた。なら読まなきゃいいのにと思うんだけど、 なぜかふと本を手に取る自分もいる。 それは多分心のどこかで作者の言いたいことを求めている自分がいるんだなぁと。2021/03/27
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