内容説明
美少女の過去と記憶を巡る謎(ミステリー)。あたしの周りでは、よく人が死ぬ――美少女ヒカル。彼女には、死がまとわりついているようだ。両親、友達……皆、さまざまな事件に巻き込まれ、命を落としていく。それは8年前、ヒカルが殺したかもしれない同級生の呪いなのか? 今、すべての死がジグソーパズルのようにはめ込まれ、正体が明かされる時がきた。鬼才の作家が描く、記憶と死のミステリー。
※本書は電子書店パピレスよりネット配信されたものを大幅に改稿し、天樹征丸名義で2006年5月小社より刊行されました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skellig@topsy-turvy
3
漫画向きの話だなーと思いつつ読了。自分の周りに「死」が引き寄せられる少女の話ということだったけど、曖昧な点が多かったのとミステリアスな雰囲気が浅いのが残念。主人公は少女なんだけど、死が身近に起こるという設定のせいか人との関係において主体性が希薄に感じられた。影の主人公兼王子(?)の冬夜も少しわかりづらいイメージで終わってしまったので…。2013/04/10
ひので
2
初っ端から人が死に続けるのに、サラリと読めてしまう不思議な物語。面白くないわけじゃなかったんだけど、結局何がどうなっていたのか、分かるような分からないような……ユナにまつわる真相は理解出来たんだけど、物語そのものの全体像が掴めない?2019/03/21
茶々太郎
1
「透明感のある綺麗な恐怖感」を書こうとしたら「薄っぺらい中途半端な嘘」が出来上がりました、というだけの作品。駄作の部類。2013/03/21
雛橋
0
サクサクと気軽に読める本でした。面白いけど、若年層向けな感じが強いです。
ma-no
0
じつにキバヤシ作品らしい、少しイカれた孤独な少年少女のスリラーもの。朝基まさしの絵が脳裏に広がります。 2016/04/16
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