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内容説明
NHK記者時代、人見知りの著者の仕事のテーマは「取材相手といかに信頼関係を結ぶか」だった。著者は試行錯誤を繰り返しながら、「プライベートの話で関係を深める」「相手の対応が予測できない場合は、小手先の工夫よりも真っ正直に質問したほうがうまくいく」といった経験知や助言を得て、「相手を慮(おもんぱか)る姿勢」を重視するスタイルを身に付ける。本書ではそんな著者が聞き出す技術、『週刊こどもニュース』で培った伝える技術を開陳。自分の中から「一番いい質問」が出てくるインタビュー術、元NHKアナウンサー三宅民夫氏や『ひるおび!』で共演する恵俊彰氏らの質問力についても言及する。 ・どうやって信頼関係を築くか/・「エンパシー」を大切にする/・どんな人にも好かれる必要はない/・自分の話を聞いてもらうために、最初に「へぇ」と思ってもらう/・声を出す練習をする/・公式サイトからの情報を読む技/・本当に有能な人はタイミングを選ばない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えいなえいな
11
池上彰さんの「良い質問です」という言葉や、森博嗣さんが大学生の評価のために質問をさせるエピソードなど、良い質問をできるというのは、物事を理解していたり、地頭が良いことを印象付けます。僕は昔から質問が苦手です。話を聞いただけでわかった気になったり、質問相手ならこんな事分かっていて当たり前だというふうに考えてしまい、素直に自分の疑問をぶつけることができません。本書を読んで解ったのは、質問する側は質問される側以上に勉強し準備をしなければいけないということ。つまりまだまだ勉強不足、準備不足だったということですね。2021/09/10
ひより
1
質問をする相手への思いやりを第一に持つこと。インタビューの成功と失敗の分かれ目になるのは、相手が「このことを話したかった」という質問、あるいは本人は気づいていなかったが「自分が考えていたのはこのことだった」と気づかせる質問。そして「聞いてほしくなかったがやはりそこを突いてきたか」と思わせる質問。これらインタビューの核心をつかめるかどうか。/伝え方においては受け取る相手を重視すること。プレゼンで上司の顔色を伺いすぎてはいけない。落語の情景描写や演じ分け、話すリズムは勉強するべき。2021/07/27
トラちゃん
0
記者ってたいへんだ、、2021/07/13
せんじょ
0
インタビューする相手のことを事前に予習してから望む姿勢は当たり前ではあるがなかなかできていないので見習いたい。2021/04/05
happy3939
0
タイトルほどすごい内容ではなかった 2021/03/15