学校アップデート 情報化に対応した整備のための手引き

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学校アップデート 情報化に対応した整備のための手引き

  • ISBN:9784908983436

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内容説明

ついに、学校現場に情報端末一人1台時代が到来! 導入から具体的な整備や研修のノウハウを提供します。

日本の学校教育のICT化を牽引する実力派執筆陣が贈る、ハンディなのに中身の濃いハンドブック。

「ICTを活用した授業例を色々知りたいな。」
「どんな機器を揃えれば授業がやりやすくなるのかなあ。」
「校内研修リーダーになったけど、まず何から始めたらいいのやら…」

超多忙な先生たちが失敗なしでICT化を進められるよう、豊富な先行事例から導かれた最適解がまとめられています。
巻末に収録したチャート「学校アップデートへのステップ」は全力でおススメします!

【著者】
堀田龍也
国立大学法人東北大学大学院情報科学研究科・教授
博士(工学)
■職歴
東京都公立小学校教諭,富山大学教育学部助教授,静岡大学情報学部助教授,独立行政法人メディア教育開発センター准教授,玉川大学教職大学院教授,文部科学省参与(併任)等を経て,2014年より現職
■外部委員等
中央教育審議会委員,同 初等中等教育分科会委員,同 新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会委員。文部科学省 情報活用能力調査に関する協力者会議主査,同「教育の情報化に関する手引」作成検討会座長等多数歴任(刊行時点)

為田裕行
フューチャーインスティテュート株式会社 代表取締役、教育ICTリサーチ 主宰
■経歴
慶應義塾大学総合政策学部卒業後,大手学習塾企業へ就職。1999年フューチャーインスティテュートの設立に参画。東京都における教師への教材開発支援に関わり,現場への教育ICT導入の可能性を模索。幼稚園~大学の教壇に立つと共に,教員向け研修プログラム設計,授業計画コンサルテーション,教育テレビ番組や幼児向け教材,サービスなどの教育監修を行っている。
■外部委員等
戸田市教育委員会 21世紀型スキル育成アドバイザーほか

稲垣忠
東北学院大学文学部教育学科・教授
博士(情報学)
■職歴
東北学院大学教養学部講師を経て,2018年より現職
■外部委員等
文部科学省「情報活用能力調査に関する協力者会議」委員,同「教育の情報化に関する手引」委員,同「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究」委員,同「次世代の教育情報化推進事業」企画検証委員会委員,同「ICT活用教育アドバイザー」企画評価委員会委員,経済産業省「未来の教室実証事業」教育コーチ 等

佐藤靖泰
フューチャーインスティテュート株式会社・教育コンサルタント
教職修士(専門職)
■職歴
宮城県小学校教諭, 同主幹教諭, 宮城県総合教育センター主幹(指導主事), 宮城県教育庁義務教育課主幹(指導主事)を経て現職
東北学院大学教養学部非常勤講師
平成26年度 文部科学大臣優秀教員表彰,2017 Microsoft Innovative Educator Experts,教育情報化コーディネータ2級
■外部委員等
令和元年度 経済産業省「未来の教室実証事業」教育コーチ

安藤明伸
中央教育審議会 情報ワーキンググループ委員,文部科学省 プログラミング教育実践ガイドの作成委員,同 IE-school事業 企画運営委員会 主査,同教育の情報化に関する手引作成委員,同小学校プログラミング教育の手引作成委員,同中学校学習指導要領 技術分野 作成協力委員,同 ICT活用教育アドバイザー,仙台市プログラミング教育部会アドバイザー 等

目次

総論:ICTで学校をアップデートしよう
第1部:実践編
Ⅰ 事例紹介
 1 ICTの日常的な活用…仙台市立広瀬中学校「社会」 ほか全7項目
Ⅱ 実践のポイント:これからの授業づくり
 1 育てたい力のアップデート ほか全4項目
第2部:準備編
Ⅰ 環境整備
 1 環境整備の必要性…学校をアップデートするために必要なICT 環境
 2 授業用端末…先生が使って豊かな学びを創る
 3 児童生徒用端末…子どもたちが使って豊かに学習する
 4 プログラミング用フィジカル教材…光る、動く、繋がる体験を
 ほか全12項目
Ⅱ 体制整備
 1 体制整備の必要性…学校体制を整える
 2 学校CIO…リーダーシップと情報化ビジョンの共有
 3 情報化担当教員…役割の相互理解と育成
 ほか全12項目 
Ⅲ 準備のポイント:アップデートされた学校になるために
  アップデートし続けることは必要要件に ほか全10項目

巻末付録:学校アップデートへのステップ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

生ハム

6
最近話題になる「リモート授業」。 なんてことはない、コロナ禍の前から、これほどまで実践が積み上げられていました。そもそも、学習指導要領で、情報活用能力(情報モラルを含む)を、言語能力や問題発見・解決能力と並ぶ、学習の基盤となる資質・能力であると位置づけられているんですね。教科の内容の習得と同じレベルで、大切なこと。自分の身近になかっただけで、当たり前にタブレットを学校生活で使っている学校はすでにある。タブレットが、えんぴつやノートに並ぶ学習道具である時代はすでに到来していたことが衝撃でした。2020/05/19

家主

4
6C うちの職場に次年度入るChrome bookのことも出ていた。文房具のように使いこなす時代というのが、なんとなくわかった。厳重な管理のもとでは、フレキシブルな活用はなされない。朝登校したらまず電源を入れ、今日の体調などを入力するというルーティンは、参考になった。2021/01/20

せっかちーぬ

4
新教材はデジタルが主体。でもただ投影するだけ。活用できてるのかは疑問。本当は子ども達のスキルも上げたい。早く私を出し抜き、教えてくれ!とも思っている。1人一台時代、早く来い。多分一台目を与えれば、足りない部分をアップデートなりソフト購入なりできると思う。お金かかりそうだけど。その初めの一歩が欲しい。実践例見ながら、教わりながら、協働で指導するよ。子ども達の協働する姿も見たい。不登校の子の可能性も広がる!きっと。2020/06/14

ぴーたん

3
学校を「世間並み」にアップデートすることがいま求められている。未だに勤務先は黒板にチョーク、教室にはモニターが無く、廊下のモニターを教室まで運んでいる。この本では前半は ICT を利用した複数の授業実践の報告と、後半は学校に ICT 環境を作るための準備や段階を踏んだ導入法などが紹介されています。巻末にはカラーチャートまで!個人的にいいなと思ったのは各教室にインク使い放題のプリンターを常備して生徒が自由に端末から印刷できるようにするという仕組みづくり。紙に印刷したい時あるよね〜。大学の願書も印刷できるし。2020/10/30

taku

2
デジタル更新というよりは後進の部類に入る自分には難しい内容だった。 それでも、今後は必要になってくるため、頭にいれておかなければならない。とりあえずはアナログの中に少しずつデジタルをいれていこう。2020/05/22

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