世紀の犯罪

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世紀の犯罪

  • 著者名:アンソニー・アボット【著】
  • 価格 ¥2,464(本体¥2,240)
  • 論創社(2021/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784846018443

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内容説明

ボート上で発見された男女の遺体。事件の真相を追及するべく、NY市警察本部長のサッチャー・コルトが捜査にのりだす!金田一耕助探偵譚「貸しボート十三号」の原型とされる作品の完訳!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飛鳥栄司@がんサバイバー

16
金田一耕助が登場する「貸しボート十三号」の原型だったり、1922年に実際に起ったホール・ミルズ事件をモチーフにしていたりと話題性が豊かな作品である。途中かなりダレるのと、容疑者が多い割に捜査陣の動きをクローズアップし過ぎて、提示される証拠が容疑者との絡みに繋がっていかない展開に、少々焦れったを感じる。序盤の勢いと登場位人物が出揃ってから、中盤は容疑者を絞っていくようなストーリー展開にはならないが、燻っていたモヤモヤを晴らすかのような後半は目まぐるしく捜査が展開され、一気に解決に解決に持っていく流れは秀逸。2019/10/31

chiyo

7
★3.5 サッチャー・コルトシリーズの2作目(1作目は未邦訳)で、1922年に実際に起こった事件をモチーフにした作品。語り部となるのは、NY市警察本部長コルトの秘書、アンソニー・アボット。ボート上で発見された牧師と女性の遺体、疑わしいところが多い遺族たち。本書自体が1930年に刊行された作品で、当時の指紋採取を始めとした科学的な捜査方法が興味深い。が、その反面、昼夜を問わない関係者への訊問、令状なしでの家宅捜索の強要等、なかなかに強引で思わず苦笑してしまう。それでも、ラストの融通の効かせっぷりは優しい。2019/12/14

うさ

5
帯に、金田一耕助探偵譚「貸しボート十三号」の原型とされる作品の完訳!って書いてあったから借りてみた。 1930年の作品やからかな~えらく悠長な犯罪捜査(笑)まあそれなりに面白かったけど一番驚いたのはこの本の価格やったわ!(笑)2020/04/10

Rieko Ito

1
原著は1931年。「世紀の」とあるが、連続猟奇殺人とかではなく、いたって地味な事件。登場人物もまあ地味だが、キャラが書き分けられていて読む面白みはある。安楽椅子に座ってパイプをくゆらせながら読む、古き良きミステリの味わい。しかし2800円で買う人いるのだろうか。(私は図書館で)2020/06/10

kanamori

1
☆☆☆2019/08/10

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