内容説明
暗躍する怪盗白仮面の脅威、南海の孤島での大冒険、名探偵・劉不亂が挑む二つの難事件。牧歌的な世界観とスリリングな物語展開で読者を魅了する、韓国推理小説の始祖が描くジュブナイル・ミステリの白眉!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
27
限りなく“江戸川乱歩”寄り(※少年探偵団シリーズ)。【金来成】の探偵小説として読むには、非常に厳しい前提があり上手く拭えず苦慮した。◆蔵書印2019/03/10
yasu_z2
3
ほとんど江戸川乱歩の少年探偵団のパクリ?黄金窟はまんま大金塊だな。2019/09/30
sunflower
1
見るも恐ろしい髑髏が描かれた白い仮面。盗むと決めたお宝は世界各国どんな警備もかいくぐり、予告通りに盗み出す。そんな白仮面が朝鮮に!白仮面が朝鮮で盗んだものは?白仮面の真の目的とは?発明家の父を助け出す為奮闘する息子とその友達。名探偵ユブラン氏の力と知恵を借りて、勇敢にも白仮面に立ち向う少年達。何処かで読んだような懐かしい感じの話だが、何が面白いって、韓国の子供達もこういう話を楽しみに読んでいたんだなぁと。分断、格差社会、フェミニズムを題材とする韓国の小説が数々訳されている中で、笑いながら読める作品でした。2020/01/31