富士見L文庫<br> 瑠璃宮の花守り人 一輪末々を知る

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

富士見L文庫
瑠璃宮の花守り人 一輪末々を知る

  • ISBN:9784040739502

ファイル: /

内容説明

あるトラウマのせいで出世を逃し続けてきた亮影。そんな彼に白羽の矢が立ったのは、元凶である皇子・氷苑の護衛!? 冗談じゃない! と辞退するが、氷苑は「半年持てば出世を叶えてやる」と条件を持ちかけ……?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

63
新刊。面白かったー!中華風ファンタジーだけど後宮とか妃とか全然出て来ません…が、面白かったです!幼い頃に氷苑にいじめられまくった亮影、その2人の丁々発止を見るのも楽しかったし、実は…?な真実が明らかになっていくところもジーンと来るものがありました。どのキャラもなんだかんだとても魅力的。この温室や花を巡ってまだまだこれからも事件が起きそう(≧∇≦)氷苑や輪麗に振り回される亮影を今後も見たいです!笑 (でも後宮香妃物語の続編も心待ちにしています〜!泣 新刊が早く読みたい…)2021/02/04

よっしー

16
図書館で見かけた一冊。生真面目で融通が聞かない亮影と、性格の歪んだ皇太子である氷苑の二人が織り成す物語。亮影の人を見る目の無さもここまで来るとある種の才能かなと思いました。そして、氷苑の政治に関しての手腕は流石としか言えないのに、亮影にだけは見事に空回り。拗れた二人が分かりあったとはいえど、この先々でお互いの予想を裏切る行動に頭を悩ませそうですね(笑2022/08/12

yamakujira

9
子供の頃の経験から花が怖い亮影は、そのトラウマのせいで優秀な軍人なのに左遷だれるが、王命で都に呼び戻される。トラウマの元凶である氷苑皇子の護衛を命じられた亮影は、氷苑に振り回されながら、王宮の陰謀に巻きこまれていく。前半のドタバタ喜劇に飽きる頃、毒花の盗難事件から後半はミステリ風味で口直し、ラノベだから宮廷の描写が薄っぺらいけれど、かえって軽く読めていいかな。ツンデレ皇子と真面目男子とのコミカルな友情物語なのに、皇子兄妹の処世術にマイノリティーの苦悩を汲むと切ないね。 (★★★☆☆)2021/12/17

ミド

8
序章の主人公・亮影と同じ気持ち。「あれ!?男?」ここで読むのを止めればよかった。でも最後までもしかしたら…という可能性にかけたのだよ。今まで男女ものを書いていた作者さんだったから。2021/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17230241
  • ご注意事項

最近チェックした商品