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内容説明
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少年とどんなときも一緒だったくまのぬいぐるみとブランケット。ある時ふとしたことでなくしてしまう。《こぐまとブランケット》は少年の元へ戻ろうとするが――。本書は“オモチャのその後”を描いた少し不思議でやさしい物語。子どもの想像力・感受性を育む一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
162
内田 也哉子(樹木希林の娘、本木雅弘の妻)初翻訳絵本ということで読みました。絵も可愛く哀しいながらも少年の成長が微笑ましいテディベア絵本です🐻 https://www.hayakawabooks.com/n/n3493d4e2df3c2021/01/08
ヒラP@ehon.gohon
25
ちょっと切ないお話ではあります。 少年に愛されたクマのぬいぐるみとブランケットでした。 それをなくした少年の気持ちはどうだったでしょうか。 でも、やっとの思いで、長い年月をかけて、少年のもとに戻ることができたクマのぬいぐるみが見たのは、あまりの距離感でした。 人生、こんなものかも知れません。 ちょっとシニカルなお話だと思ったら、作者は「チョコレート工場の秘密」などのシニカルな物語を量産したロアルド・ダールのお孫さんだそうで、妙に納得しました。 訳者は樹木希林さんの娘さん。 役者のそろった絵本でした。2021/11/24
ねなにょ
19
表紙と「野はらや おがわを かけめぐり」の見開きページはカワイイけれど、人間たちの表情や主役のこぐまの身体じゅうにある切り裂けた傷などが、ちょっと怖くて、絵があまり好みではなかった。ストーリー自体もどこかで聞いたことがあるような感じ。訳者である内田也哉子のあとがきが一番良かったかも…。2022/05/19
雨巫女。
10
《本屋》内田也哉子さん訳。熊のぬいぐるみとブランケットが、大好きな少年とはぐれて、冒険する話。2021/01/10
TAGO
9
ちょっと切ないお話。 子どもは成長する。 濃密な時を過ごした過去の思い出。 ぬいぐるみも親も ブランケットに包まれたような 温かな思い出を大切な心の宝箱に入れて 時に蓋を開けて懐かしむ。2021/02/21