内容説明
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本書は、できるだけ予備知識がなくても読み進めることができるように書かれた物性論の入門書。初級読者のために、物質の中での原子や電子の振舞をわかりやすく丁寧に解説した。2002年に、基礎的な事実と考え方を中心に、新しい事例を盛り込みながら改訂した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
24
私が勉強した初版では、 P21 式1.5の原子N個からなる結晶の振動エネルギーの総計の理屈を知りませんでした。 また、「調和振動をしている粒子の場合、そのポテンシャルエネルギーの平均値は運動エネルギーの平均値に等しい」という理屈もしりませんでした。 P22 式1.12で、分子の項の前の方が2乗になっている理屈も知りませんでした。2021/08/28
牛タン
2
固体物理の入門書。他のユーザーの方の「詳しめのブルーバックス」という表現が的を得ていると思った2017/06/19
凡人君
1
物性論の入門書に最適。イメージがつきやすいように工夫されているが、理解がついていかないところが多々あった。2014/12/12
ま〇お
1
少し詳し目のブルーバックス。 ゆるふわに各章の概要を得られるがゆるふわな故に疑問も残る。 教科書だから読んだけど講義大丈夫?2014/09/24
嘉村 崇宏
1
物性論の感覚的な説明を試みた本。前書きでは量子力学や統計力学の予備知識はあまりいらないということだが、必要だと思う。結構分かりやすい本。2013/12/26