週刊東洋経済eビジネス新書<br> 電機の試練―週刊東洋経済eビジネス新書No.351

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週刊東洋経済eビジネス新書
電機の試練―週刊東洋経済eビジネス新書No.351


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内容説明

過去20年ではITバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災と、3つの大きな危機を経験し、人員削減や事業構造の見直しなどを進めて乗り越えた電機業界。そこへ、世界的なコロナ禍が直撃。再び大きな試練の時を迎えた電機業界はどう戦っていくのか。大手8社(ソニー、パナソニック、シャープ、日立製作所、東芝、三菱電機、NEC、富士通)だけではなく、半導体製造装置や電子部品など、日本企業が強さを発揮できそうな分野もある。各社の課題とともに分析していく。

本誌は『週刊東洋経済』2020年6月20日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のもので、新型コロナウイルス感染症による、その後の経済や社会への影響は反映されていません。

目次

浮沈を決めるアフターコロナ戦略
いまだ視界不良のパナソニック
振り返るべき山下改革の神髄
ソニーの不安は“PS5”
INTERVIEW【ソニー】「金融やエンタメにも研究開発を広げていく」
INTERVIEW 著名アナリストが読み解く
「ソニーは利益率15%が必要」(小野雅弘)
「パナの車載事業は課題が多い」(中根康夫)
日立を襲う数多くの難題
INTERVIEW【日立】「車はCASEが加速 規模で1番手を目指す」
東芝「車谷改革」の憂鬱
INTERVIEW【東芝】「市場混乱の今こそM&Aのチャンスだ」
もがき続けるJDIとルネサス
シャープ「再成長」の茨道
“優等生”三菱電機の誤算
NEC、富士通を脅かす外敵
存在感増す富士フイルム、キヤノン
半導体製造装置、工作機械の前途
INTERVIEW【ディスコ】「社会や生活が変化し半導体需要は一層増加」
コロナ禍に負けない5G
白物家電でさえ単品売りは崩壊へ(冨山和彦)