講談社文庫 生死長夜

著者名：瀬戸内寂聴【著】

講談社（2021/01発売）

• ISBN：9784061851481

内容説明

心ならずも傷つけあう夫と妻、身を捨てて恋に滅んだ男……迷いぬく様々な人生。不思議な透明感で、男女の愛憎と切実な生を描く、名作短編集――長い人生の迷いを、夜の闇にたとえて、生死長夜（しょうじじょうや）という。心ならずも男たちを不幸にし、その倍くらい不幸になった女。漂泊の涯てに行き倒れの死を願う女。偶然の再会にも、妻の顔を思い出せない老残の男。大僧都の身を捨てて恋に滅んだ因縁の男。……愛憎の迷いの中で生きてゆく人間を描く、心にしみる傑作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎]

生と死と。愛と恋と。 場面一つ一つに食い入る

2015/02/03

[miyuki]

自分の老後のようで少し辛かったな

2010/09/12

[みほ]

先日 瀬戸内寂聴さんをテレビで拝見して 91歳とは思えない話しぶりに興味をもって 初めて短編集をよんでみました。官能的な内容で 自身の体験？もあるのかな？自伝があれば読んでみたいですね。。

2013/09/08

[あたる]

いい感じに落ち着いた話ばかり。一番好きなのは優しい夫。

2010/10/01