社会的事実の数理 - デュルケーム、モース、レヴィ=ストロース

個数:1
紙書籍版価格
¥2,420
  • 電子書籍

社会的事実の数理 - デュルケーム、モース、レヴィ=ストロース

  • 著者名:落合仁司
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 勁草書房(2021/01発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326154432

ファイル: /

内容説明

アメリカの社会科学が社会を諸個人の主観的な意志に還元して説明する方法論的個体主義をとるのに対して、フランスの社会理論の特徴は方法論的全体主義にある。本書はフランス社会理論の本流をなす理論を初めて数理モデル化することでその特徴を鮮明に浮かび上がらせ、アメリカ社会科学の数理モデルに対置させる基盤を作る、画期的研究。

目次

まえがき

第1章 フランス社会学派
 1 フランス社会学派
 2 詩と真実
 3 フランス幾何学派

第2章 デュルケームとモース
 1 社会的事実
 2 贈与
 3 言語

第3章 レヴィ=ストロース
 1 婚姻
 2 構造
 3 出来事

第4章 社会構造の数理
 1 位相多様体
 2 境界
 3 無限遠点

第5章 相互行為の数理
 1 微分形式
 2 積分
 3 ストークスの定理

第6章 社会的事実の数理
 1 境界と微分の随伴定理
 2 圏と関手
 3 随伴

文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンセット

1
ちょっと期待して読んでみたが、「個人iの所有する知識などの計測量をxiで表すと、個人の総数をnとして、n次元ユークリッド空間Rnで表せる。そして、Rnこそが社会である」みたいな観念的な内容だった。xiの微分がdxiとか言ってるが、正しくは微小量だろうという以前に、そもそもそんな表現でいいのかよ、と思った。集合論による用語の定義とかは意味あると思うので、どうも残念。先に「知の欺瞞」を読んでから、批判的に触れるべき本だと思った。2017/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11280858
  • ご注意事項

最近チェックした商品