スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX

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スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX

  • 著者名:島田太郎【著】/尾原和啓【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2021/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296107711

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内容説明

「次戦に備えて日本が採るべき戦略とは」


デジタル庁創設で出遅れたデジタル化を急ぐ日本政府、
DXを果敢に叫び、コロナ禍を生き延びようとする日本企業。

日本が抱えてきた課題を一気に顕在化せしめた新型コロナは、
容赦ない変革を日本企業に突きつけています。

完全にGAFAに覇権を握られ、生きる道を失ったかに見える日本企業。
そして、「失われた30年」を過ごしてきたと言われる日本企業。
しかし、本当に日本は失うだけの時間を過ごしてきたのでしょうか。

「選択と集中」ができなかった日本には、技術や人の多様性が残りました。
そして、これこそが今から始まる二回戦で大きな武器と変わるのです。

GAFAが寡占したかに見えるデータは実は一部。
二回戦はハードウエアに強い日本企業に大きなチャンスをもたらします。
活用されていない貴重なデータの多くが現実世界に眠っているのです。

本著で紹介する「スケールフリーネットワーク」は20世紀後半に発見された、比較的新しいネットワーク理論です。

この理論をビジネスに応用することで、
イノベーションを起こす土壌を作り出すことができます。

スケールフリーネットワークを実践してきた東芝執行役上席常務・最高デジタル責任者で、東芝デジタルソリューションズ取締役社長を務める島田太郎氏、『アフターデジタル』や『DeepTech(ディープテック)』などのベストセラー本を通じて日本が進むべき道を照らし続けるフューチャリストの尾原和啓氏が、スケールフリーネットワークがもたらすインパクトを解説します。

目次

第1章 日本企業は「DX」にどう立ち向かえばいいのか
第2章 スケールフリーネットワークの爆発力
第3章 アフターデジタルの世界で日本が持つ優位性
第4章 日本が取るべきステップとは
第5章 発想を転換できれば、日本にはチャンスがある
第6章 二回戦に向けて、日本企業が備えるべきこと

特別収録 タニタ代表取締役社長 谷田千里氏 対談
特別収録 東芝代表執行役社長CEO 車谷暢昭氏 インタビュー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
コロナ禍を追い風に変えて成長を加速させているGAFA企業群に対し、日本企業はこれからどうすべきなのか。「スケールフリーネットワーク」をベースとした考え方でこれからのあり方を考える一冊。DX=デジタルトランスフォーメーションという言葉を最近よく耳にしますが、それをどう見てこれからどう考えていくべきなのか。圧倒的に見えるインターネット企業群の独占状況も現時点ではデジタル上のごく一部で、ここからの未だ手を付けられていないものづくりから得た資産をどう活かしていくべきか、それをわかりやすく示唆してくれる一冊ですね。2021/02/03

Chuck

10
★★★★☆「アフターデジタル」「世界標準の経営理論」に続いて。無意識に読み重ねたら、登場人物が見事に重なってた…DX2回戦での日本の生き方か、なるほど…2021/02/01

Hiroo Shimoda

7
ハードウェアとネットワークの接続はゼロベースから作り込めば凄い競争力になりそうだが、10年単位で設備を使い倒す製造業のアナログな生産ラインを全て接続するのは難しいか。技術伝承のためのデータ取得は進んでいくだろうが。2021/07/08

帯長襷

7
昨年1月に「スケールフリーネットワークでパーコレーションを起こす!」とメモってから1年。2020年というオンライン過多の世界を通して、間違いなくそうだと思えるようになった。分析を見なくても可視化できているんじゃないかと思うくらい、繋がりというものがページランク的に捉えられる瞬間がある…。データを持ってるだけじゃダメ、ヒトモノカネ情報だけど、物事は情報ではなく「ヒトとモノ」が起こす。コロナでもわかった「フィジカル」の大切さ、それがこれからの戦場になる。自身もknow Whoのノードでありたい…。2021/01/10

じゅんた

6
これからの時代は、モノを作っているからこそもてる情報のデジタル化が大切。日本はIT化が遅れたけれども、モノを作ってきたからうまくデジタルトランスレーション出来れば勝てる。東芝がよいトライをしている。デジタルが向いているのはマスではなくひとり。ニッチな分野でも小さな経済圏が出来る時代。これからはプログラミングより問題解決教育が大事。サイバーフィジカルによるスケールフリー時代。2021/03/26

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