ビッグコミックススペシャル 呪いと性春 文野紋短編集【電子版限定特典付】

著者名：文野紋【著】

小学館（2021/01発売）

• ISBN：9784098607792

内容説明

特別な私を、死ぬほど愛して。

私を神様にしてくれるストーカー男子に執着する。『呪いと性春』　
汚部屋女子の可愛くもリアルな生活感。『秘密の花園pink』　
安心を求めてパパを飼い、歪な家族を作り上げる。『毒は廻る』
満たされない愛情を嘆く、共依存賛歌。『神様の心臓』
その他、2編を加えた、計6編を収録。

Twitterやコミティアで話題騒然。
死んでも目が離せない異才・文野紋が贈る、
美しくも歪な初単行本。

【電子版限定特典！！　表題作『呪いと性春』の個人誌版（48p）＆雑誌掲載時のカラー扉を特別収録】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[地下鉄パミュ]

女の子のリアルがここに有ると言ったら言い過ぎかな。それでも現実に近いものが有るんじゃないかな多分。女の子の怖さ、可愛さ、せつなさ、淋しさ、色々と感じさせて貰った。女の子も生きてくって大変なんだなって、でもさ自分を嫌いにならないで欲しいなって思う。前向きに頑張ろ女の子！

2023/06/22

[ローマ奏者]

依存関係を軸にする作品に抵抗力がないな～私

2022/12/22

[kanon]

こういう人たちは現実では一切関わりたくないんだけど、作品映えはやっぱりするというか、色々と考えさせれるし、とても魅力的である。芸能人とかそれこそアイドルとかでも、こういう思想・性格の人ほど気になってしまうから。もう一度言うが、現実では好きになったりしないし、関わりたくはない。

2021/04/25

[Ex libris 毒餃子]

似たような話が多かった。もうちょっと、バリエーションが欲しい

2021/03/27

[七田次美]

自意識を鮮やかに切り取った短編集です。中でも『僕ら地獄の逃避行』は全く立場の違う女子二人の、翌日には揺らいでるかもしれない不確かな自意識のぶつかり合いを描いており、とても素晴らしかったです。またこの方の作品を読みたいと思いました。