日本経済新聞出版<br> ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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日本経済新聞出版
ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

  • 著者名:大津広一【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2020/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532322847

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内容説明

人気ビジネス講師が教える「会計×経営戦略」のハイブリッド学習法。会計は、経営戦略と同時に学ぶことで理解できる。トヨタ、ファーストリテイリングなどなど、人気企業の決算書を「経営戦略」とリンクさせて読み解く!

目次

第1部 会計力
第1章 損益計算書(PL)はマトリクスで読む
第2章 貸借対照表(BS)を読み解く3つの基本法則
第3章 企業名のみから決算書を読み解く仮説・検証のプロセス
第4章 決算書の数値から企業活動を読み解く仮説・検証のプロセス

 第2部 戦略思考力
第5章 「5つの力」で業界の競争環境を理解する<導入編>
第6章 「5つの力」で業界の競争環境と会計数値を読み解く<応用編>
第7章 バリューチェーンで事業の内部環境を理解する<導入編>
第8章 バリューチェーンで同業2社の経営戦略と会計数値読み解く<応用編>
第9章 4つのPでマーケティング政策を理解する<導入編>
第10章 STPとマーケティングの4Pで同業2社のマーケティング戦略と会計数値を読み解く<応用編>

 第3部 発展編
第11章 分析の有効なツールとなる会計指標の活用
第12章 トヨタ自動車の連結決算書と単体決算書を対比する
第13章 キヤノンの連結キャッシュ・フロー計算書を読む
第14章 損益分岐点分析により、利益を生み出す仕組みを作る
第15章 IFRS決算書を分析するための9つの着眼点

エピローグ 会計に向き合っていくために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

53
前半でファイナンス系、中盤でマーケティング、後半でその橋渡しという構成。まさにビジネススクールのケーススタディと言った感じ。どちらかが苦手、もしくはどちらも苦手な人は手に取って損はない本です。 実際の会社の損益計算書や貸借対照表を使っているのでイメージもし易いし、公開情報からここまで利益関係が分かるのかと驚きを隠せなかったというのが正直な感想です。自分はマーケティング得意、ファイナンスは苦手な人間なのですが本書のような使い方をするのであれば自然に会計の基礎は身につきそう。それだけの良書です2023/12/19

アベシ

29
企業の事業環境を考え会計の財務データと照合すると、その企業の戦略思考がわかるという。事業の競争環境を考えるのに5フォースというフレームワークを使い分析する。5フォースは現状の認識に有効だ。また、財務諸表は会社の戦略を実行した結果なのだから、検証手段でもあるのだ。戦略の実行にはマーケティングの基本プロセスを活用する。R-STP-MM-I-Cモデルと言われるものである。STP(セグメント・ターゲッティング・ボジショニング)とMM(マーケットミックス)で戦略立案、実行。財務諸表から会社の事業を当てるのは難しい。2023/01/03

ほし

15
企業の戦略が財務諸表(PL/BS)にどのように表れるのか、逆に財務諸表から企業の戦略をどのように読み解けるか。会計と戦略の関連性が語られる本書を読んでいると、無機質に思える財務諸表の数字が、血の通ったものに見えてきます。Five Forces、4P、バリューチェーンといった経営理論と、会計の数字との繋がり。読むことで財務諸表を見る解像度が高まることを感じられるこの一冊は、会社に勤める人なら読んで損は無いと言えるのではないでしょうか。2022/04/10

せっちゃんさん

14
タイトルを期待通り学べる良書。「基礎的な数字の見方」の解説ではなく、「どう見るか?どう取り組むべきか?」を追求。ロジカルシンキングの「What?Why?So What?How?」に沿う決算書の見方。読む前に自ら仮説構築をする。結論思考を貫くこと。So What?を引き出す過程が生々しく勉強になる。ビジネス研修一日分のボリューム感と分かり易さを考慮すれば、この一冊への投資はコスパ良し。財務諸表が何となく分かって決算書見始めた中級者へお勧めの一冊。2021/06/30

モーモー

13
数値を見る前にWHYを意識したうえで数値を見ることが必要。 実際の企業数値を使った説明、検証で非常にわかりやすかった。 会計の基礎を身につけるにはうってつけの一冊だと思います2023/01/13

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