内容説明
なんだってできる。オカンを救うためなら。
尼崎に暮らす母と息子。父はいない。金もない。
でも、笑いだけはいつも、二人のそばにいてくれた。
「全てを、笑いに変えなさい」
――母の言葉を胸に、少年は今、舞台に立つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
53
関西発で耳に入ってきた作品です。舞台は尼崎。関西弁で語られる物語は、所々、読むのに時間がかかります。著者は、落語作家と言うことです。落語的な要素も感じますが、内容通り漫才テイスト。前半よりは、後半からの方がテンションあがる内容です。2020/05/30
鈴木拓
28
尼崎という場所には二度しか行ったことがないが、なぜかノスタルジーを感じる。私が下町で育ったからかもしれないが、多くの人にそう感じさせる魅力のある街でもあるのだろう。おしゃれな街で感じるアウェイ感に対して、圧倒的な安心感があるのが尼崎だと思う。 尼崎ストロベリーは、高校生の主人公その母、そして親友らが織りなす笑いと涙の物語である。この作品は最初から最後まで笑いに溢れている。ふとした隙を突かれて笑い、その呼吸が整う間もなく畳みかけるように次のオチが…… 続き: https://bit.ly/2PUYSxV2020/08/16
マツユキ
15
地理はさっぱりですが、タイトルに地名が入っていると、気になる。 舞台は尼崎。貧しいながらも、母と息子二人で、楽しく生きてきたが、母のガンが見つかり、余命宣告を受ける。息子は、母を笑いで救おうとするが…。 お笑いを見ないせいか、笑いにはピンと来ませんでしたが、母子の愛が大きくて、展開に涙。この母を越える人はいないよ。文章を読みづらく感じたけど、主人公の性格なのかな。おもちゃや、アイドルの名前に、同年代だー。尼崎の商店街を歩いているようで、コロッケ食べたい😆 2021/01/18
水生クレイモア(不見木叫)
12
末期がんに罹ったオカンの為に漫才コンテスト優勝を目指す高校生の青春小説。決勝戦の漫才シーンの可笑しさと切なさの高低差が凄まじい。最終章で文の雰囲気がガラリと変わるのも良い。2020/06/29
三色かじ香
7
笑いのセンスを磨くのって素敵だなと思いました。今、私は尼崎に住んでいるので、地理が分かって楽しかったです。2021/11/06




