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内容説明
バブル崩壊後、日本のゴルフ場は外資を中心とする ハゲタカファンドの草刈り場となった。
その巨大資本に戦いを挑み、会員たちの団結と心ある 優良スポンサーの支援で、時には奇跡の様な勝利もある。
本書は太平洋クラブを舞台にゴルフ場再生と ハゲタカ退治に成功した、ゴルフ大好き弁護士チームの 痛快かつ溜飲の下がる戦いの記録である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
幹事検定1級
10
私の人生二大趣味の読書とゴルフ。日本のゴルフ場の多くは一度倒産し、当時の会員預託金は返却不能になり、涙を飲んだ人も多かったはずです。一方で現在のプレーフィは以前からは格段に低価格となり、メンバーとビジターの価格差もなく、ビジターにとってはゴルフを楽しめる環境になっています。この本では、太平洋クラブという名門ゴルフ場の再生と外資との戦いを描いておりますが、その壮絶な戦いに挑んだ労力にただただ脱帽です。メンバーによるメンバーのゴルフ場と、ビジターメインのゴルフ場と二極化していくと実感した読了です。(図書館本)2015/07/26
Akihiko Kimura
1
バブル時の会員権の高騰、はじけて会員権は紙屑同然となって、ゴルフ場は外資に乗っ取られそうになり…まさに「栄枯盛衰」だね。著者は弁護士の立場から会員を結集し、会員の権利とゴルフ場を奪回したストーリーだけど、いろいろ示唆に富んだ内容でした。2015/07/04




