高橋ヨシキのシネマストリップ

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高橋ヨシキのシネマストリップ

  • 著者名:高橋ヨシキ
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • スモール出版(2021/01発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784905158462

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内容説明

NHKラジオ第1「すっぴん!」内で放送中の“自称・日本一刺激的な早朝映画コラム「シネマストリップ」が書籍化。
気鋭の映画ライター・高橋ヨシキが、映画に隠された真の魅力をじっくりと解説して「丸裸」に!
著者自選による33回分の放送を大幅に編集・加筆・修正。 さらに33本の書き下ろしコラムと、小説家・高橋源一郎による解説も収録した、映画ファンも番組ファンも必携の一冊です。

ヨシキさんがとりあげてくれる映画は100%「当たり」だ。1本観るたびに「この映画を観ないで死ぬ人生は詰まらない」と思えてくる。 ──高橋源一郎(解説より)
『未来惑星ザルドス』
『エド・ウッド』
『ラリー・フリント』
デヴィッド・リンチ
『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』
『メリー・ポピンズ』
『スペースバンパイア』
『ドラキュラ』
『SPETTERS/スペッターズ』
『ショーガール』
『ブラックブック』
『サムシング・ワイルド』
『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』
『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』
『マッドマックス』シリーズ
『ゾンビ』
『バタリアン』
『クリープショー』
『死霊のはらわた』
『スペル』
『キャバレー』
『ミディアン』
『ゼイリブ』
『デス・レース2000年』
『ネットワーク』
『ブレードランナー』
『オデッセイ』
『26世紀青年』
『ビルとテッド』シリーズ
『グレムリン2 新・種・誕・生』
おすすめの超・爽やかな映画3本(『フェイドTOブラック』『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』『フォーリング・ダウン』)
『ヤコペッティの残酷大陸』
『ヘイトフル・エイト』
『高橋ヨシキのシネマストリップ』放送日一覧
解説「ぼくの(映画の)おじさん」高橋源一郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

15
【誰かの気分を害するかもしれないということを忖度するようになったら表現は死滅します】つい最近までボンクラ映画雑誌『映画秘宝』のメインライターの一人であった高橋ヨシキさんが、毎週金曜の朝からNHKラジオに出演されていたとは知らなかった。扱われる作品の傾向といい語り口といい、以前に読んだ『映画のディストピア』とかぶる部分も少なくないが、元がラジオ番組という事もあり、作品ごとの紹介はヨシキ節を効かせつつも良い意味で軽め。たっぷり33作品、本当に面白い映画の魅力に触れられる一冊。2021/03/17

8
解説で高橋源一郎が言っているように高橋ヨシキは「外の世界を見せてくれる映画おじさん」だ。自分にはない感性を求めて映画を観ている人間にすれば著者の紹介する映画の数々はツボでしかないはずだ。随所に著者自身の誠実なものの考え方が垣間見えるところも面白い。権力に対抗するための笑いの重要性や、人を人と思わない人間たちに対する怒り、退廃とは自由でセクシーなことであるetc…全体的にですます調でわかりやすいが、物事の本質を捉えた巧みな映画紹介本。毒にも薬にもならない表現に飽きた人は是非。2017/09/01

n_kurita

3
高橋ヨシキさんのこのコーナー、ずっと聴いてた。めちゃくちゃ楽しかったなぁ…終わってしまった事がいま本当に寂しい。源一郎さん、藤井彩子さんとのやり取りもほのぼのとしながらもそれぞれが鋭い発言もあり、知的で、でも少し緩くてとっても楽しかった。それを思い出しながらゆっくりと読んだ。またどこかで復活してはくれまいか。2020/06/21

MonoWaTameshi

3
加筆部分がかなりあるので、資料としての価値は書籍版の方が高いのかもしれないけれど、それでもやっぱり「シネマストリップ」の本領はラジオ放送なんじゃないかと思う。小説家高橋源一郎・NHKアナウンサー藤井彩子とのアンサンブルはとにかく最高で、本書出版時点で赤江珠緒不在の「たまむすび・町山智浩アメリカ流れ者」よりも、間違いなくこちらに軍配が上がる。しかし、TBSラジオでの町山・宇多丸の流れからではあるにしろ、高橋ヨシキをフックアップしたNHKは大したものだと思う。2017/11/07

Kenken

2
 高橋ヨシキの映画選定のセンスが光る一冊。どの映画も面白そうだから、見るものを選ぶのに困る。一部視聴が難しいものも混じっている。『フェイドToブラック』は色んなところで話していて、すごく惹かれる映画なのだか、実質見ることが困難。再販求む!「BLACK HOLE」でも常々著者は映画が隠し持つ深遠なテーマを探り当てたり、登場人物の理解度が高いところに関心していたが、彼にとって映画は生きる意味なのだろうし、映画がやれる可能性について誰よりも信頼を寄せている人なのだろう。2023/11/21

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