美少女文庫 メスダチ ボーイッシュ幼なじみＶＳ．ヤンデレ委員長

著者名：小森湊人【著者】/Ｚトン【原作】/Ｚトン【イラスト】

美少女文庫（2020/12発売）

• ISBN：9784829621264

内容説明

「アタシ、初めてだったんだぞ！　なんでアンタのこれ、こんなに深く刺さるんだよぉ」　仲のよい友達なだけのはずだったのに……アナル挑発から無理矢理犯され、陥没乳首を勃起させられ、気持ちよくされてしまっていることが無性に悔しかった。　サツキは目の端に涙を浮かべ、自分の上で悦に入って腰を振っているタクミを見た。（こんな奴に気持ちよくさせられて、何度もイかされて、昂奮させられちゃって……）　初体験から覚えてしまったエッチの快感。　ただの親友から、放課後は中出しし放題のメスダチへと変わる里中サツキ。　さらにヤンデレ巫女委員長・神原千紗まで加わって、夢のメスダチハーレムへ！　サークルSHISの人気作を美少女文庫化！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nishiyan]

田舎に住む高校生のタクミ、幼なじみでバスケ一筋スポーツ少女のサツキ、同じく幼なじみで清楚系ヤンデレ図書委員長の千紗の三角関係を描いた人気同人作品のノベライズ。悪友から渡されたエロ本をきっかけに女友達からメスダチへと変化する関係。恋愛感情はなく、ただ快楽に溺れていくサツキと対照的なのは千紗。タクミへの想いがあるが、サツキへの対抗心もあって…というのは面白い。呼び名がたっくんではなく、楠木君のままであるのを考えると恋愛云々よりもこの濃厚な情事にハマったかもしれない。二人に絞られるタクミは大丈夫なのだろうか。

2020/12/19

[のれん]

最近流行の同人作品のノベライズ。 あけすけな女友達から始まる軽い学生Ｈのお話。軽いタッチとノリで淡々と描かれる描写は、イマイチ雰囲気が伝わってこない。 アダルト漫画の教科書というかテンプレートがあってそれに動かされているかのように、スムーズにキャラが動いていく印象を受けたというべきかもしれない。 シチュエーションやプレイは豊富だが、心情描写が一つの武器になる小説媒体では合わない作品なのかもしれない。

2020/12/26

[えすてい]

美少女文庫にしては久しぶりの設定だろう。ダブルヒロインである。しばらく美少女文庫からダブルヒロインかが遠ざかってどれくらいになるか。また、内容やシチュエーションはオトナ文庫に近いとも感じられてきた。エロ本やエロ円盤が見つかってヒロインから咎められるも、立場が逆転してヒロインをおかす。ヒロインは主人公の牝奴隷と化す。主人公に感化されたヒロインは主人公なしでは生きていけなくなる。オトナ文庫と異なるのは、近頃の美少女文庫はク○ニを再び書くようになってきた。美少女文庫でのク○ニ復活は個人的には喜ばしい。

2020/12/21

[五十貝ボタン]

あくまで本人たちの自認としては「友達」のまま、ヤってることは思いっきりオスとメスのセックス。恋人になる段階を抜かしての本番が進んでいくところが魅力。原作の1巻から3巻を下敷きにしているのだが、設定としてはサツキのほうが主体で、千紗はメスダチとしては湿度が高すぎるような気がする。ただ、主人公との間でどっちがイニシアチブをとるか、というような、会話と体を使ったゲームを行うところのスリリングさは楽しくはある。主人公には伝家の宝刀（隠喩）があるので、負けてしまうわけですが。

2021/05/16

[菊地]

原作同人誌既読。 淫靡で爛れた雰囲気がとても良かった。原作だとこの後に一人ヒロイン増えるし、そのキャラクター自体は登場しているけど、続編は出ないのかしらね。

2023/10/07