ルンタ

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ルンタ

  • 著者名:竹沢うるま【著】
  • 価格 ¥2,475(本体¥2,250)
  • 小学館(2020/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093887991

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内容説明

2つの旅、10年にわたる旅の記録の完結編。

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のべ10万アクセス越えの話題作

紀行文『The Songlines』から6年、
写真集『ルンタ』から5年。
待望の続編にして完結編。
足かけ3年、チベット仏教圏を巡った祈りの旅の記録――。

ルンタとは風の馬のこと。
チベット仏教圏で目にする赤、白、緑、黄、青の五色の旗。
タルチョと呼ばれるその旗には、経文とともに風の馬が描かれている。
ひとたび風が吹けば、祈りはルンタとともに風に乗って大地を駆け、
世界の隅々まで行きわたる。彼の地では、そう信じられている。


写真家の竹沢うるまさんが自身の心の中を巡礼するかのごとく、チベット仏教圏をめぐった旅の記録。

標高4000メートルを越える高所に、あるいは-20度を下回る厳冬期にと、あえて厳しい環境下へ向かわせた出来事とは一体何だったのか。そして、この旅で著者本人の心にどんな変化が起きたのか。

(2020年12月発行作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

9
自分探し第二弾。今回は、純粋な心の交流を求める著者自身の気持ちに気づく。対照的に、中国公安の無表情・無機質な表情が頻繁に語られる。竹内洋岳氏の『下山の哲学』の直後に読み、自分にとっては、テクニカルに切磋琢磨する中での心の交流の方が、共感しやすい事に気づいた。もちろんそこには、挫折がつきまとうわけだが。2021/02/14

しょうた

2
著者が3年近く世界旅行をした際に東チベットで親切に応対してくれたチベットの青年が検問所でなすすべもない理不尽な暴力を受けた場所の近くである丹巴や四姑娘山に行ったことがあるので興味深く読んだ。 この時に旅行した際に興味を抱いた色達近くのラルンガルゴンパに著者が訪れた様子が描かれており、益々興味をそそられた。 その他にもインドのレーからツァザール村へ向かうために冬の間だけ現れる幻の道(ザンスカール川が凍結したことによる)を歩き、俗世と閉ざされた命懸けの旅路も貴重なルポとして読ませてもらえた。2023/10/27

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