河出文庫<br> この世界を知るための 人類と科学の400万年史

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河出文庫
この世界を知るための 人類と科学の400万年史

  • ISBN:9784309467207

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内容説明

人類はなぜ科学を生み出せたのか?ヒトの誕生から言語の獲得、古代ギリシャの哲学者、ニュートンやアインシュタイン、量子の奇妙な世界の発見まで、世界を見る目を一変させる決定版科学史!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこ

10
文化から科学へ。人類の発展は前からあるものを参考にしてきた。文化では文明単位だったのが科学になると個人単位になってる。こう考えると壮大だけど、著者自身やその周囲のエピソードを交えて身近なものにしてる。2022/05/12

ハルト

10
読了:◎ 物理学者が書いた、太古からの連綿とした科学の歴史を綴った本。人類にとって科学とは、世界を理解するための方法であり、そうするするためには多くの反発や挫折もあった。アリストテレス、ニュートン、アインシュタインと、常識となっていた科学理論が翻され、そこからあたらしい科学の新説が生まれる。科学は人間の進化と切っても切り離せないものであり、今も私たちはその進化の過程にいる。そう考えるとなんだかわくわくしてくる。科学史の知的冒険を楽しめる一冊でした。2020/09/30

mft

8
科学の大きな流れを人類の特質から語り始めるので400万年史と題されている。科学の営みが浮世離れした天才によるものというより失敗したり脇道に逸れたりする普通の人たちが苦労して生みだしてきたもの、という点を強調するところに特徴があるように感じたが、それよりもたびたび挟まれる著者の父親とのエピソードが色濃い印象を残す2020/12/05

まろにしも

6
科学というものは、観測可能なニュートン力学の世界だと勝手に決めていた。衝撃的な量子力学がニュートン力学を否定したのは、戦前にまで遡る。科学の時代と言っても、我々人類にとって、科学はあまりにもはかなく、周知のものではないということに痛快さを覚えた。2023/07/29

yooou

6
☆☆☆☆★ 科学の進展とともに歩む人類の歴史。科学史かな。しかしこれを読む我々としては昔の人の価値観がどうゆうものかを理解するのが難しい。一方で今の知見に基づく我々の価値観が正しいわけでもない。本書が導く世界観はすばらしい。2023/04/22

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