新潮文庫nex<br> 物件探偵(新潮文庫nex)

個数:1
紙書籍版価格
¥693
  • 電子書籍
  • Reader

新潮文庫nex
物件探偵(新潮文庫nex)

  • 著者名:乾くるみ【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2020/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101802091

ファイル: /

内容説明

高利回りのマンションを手に入れたはずが、オーナー生活は4ヵ月で終了。なぜ? 新幹線の座席が残された部屋、HDDから覚えのない録画が流れたり、バルコニーに鳩の死骸を見つけたり。全て何者かの嫌がらせなのか? 格安、駅近、など好条件にも危険が。事故物件をチェックしただけでは見抜けない「謎」を宅地建物取引を極める不動尊子(たかこ)が解明。物件×人を巡る極上ミステリー6話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

102
15歳で宅建に合格し、宅地建物取引を極める「不動尊子」が建物を巡る謎を解明する不動産ミステリ。広告とかの間取りとかを見るのが好きだからいろんな間取りが載っていてそれを見るだけでも楽しかった。ミステリだけどライトな感じでさくさく読めた。久々の乾くるみさんはやっぱり面白かった。2022/12/26

お昼寝猫

97
マンション売買や賃貸物件にまつわる不動産ミステリーの短編集。冒頭に部屋の間取り図が出てきて興味を惹く。ベストセラーになった『変な家』に似ているが、もう少しライトな小説風。多少ホラーっぽいところはあっても恐怖までは感じない。探偵役というか謎解き役は不動尊子という宅地建物取引主任者(現在は宅地建物取引士)の若い女性。最後の最後に登場して事件をズバリ解決するのが小気味良いが、物件現場に唐突に現れるのが不思議だ😅キャラ立ちしているし決めゼリフもあるのでコミカルな感じのTVドラマにすると面白いかもしれない。2024/04/16

ma-bo

69
不動産取引にまつわる短編集。謎解き要素よりは、不動産の豆知識、説明の方が表面に出ちゃてる感が強い。2021/02/22

坂城 弥生

62
思ってたのとはちょっと違ったかな~。宅建のお仕事小説に近いのかと思いきや、部屋を借りたり買ったりする人たちの人間模様がメインだった。2021/04/01

ハゲおやじ

52
これ ”ライトノベル” って分類なの?読みやすいけど 非現実的でも無い内容なんだけどね。別にラノベを馬鹿にしている訳ではありません。この本がラノベに分類されるなら、手を出しても良いのかなぁ…。6話の構成で ヒロインの不動さんは、各話ちょっとしか出てこない。不動産の知識は勉強になる。不動産屋は悪い って感じなんだけど、最終話は ホッとさせられた。あとがき?の様な「不動尊子より」は、確かに… って思う事が書いてあり、作者の遊び心に触れられた。続編に期待だね。…って、年越しで読んでる私って何?2023/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17152928
  • ご注意事項