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内容説明
家族の輪に入れない。友達ができない。仕事で迷惑をかけしまう・・・。
私はいつもひとりぼっちだった。
不安と自己嫌悪で死にたいと思う毎日の中、出会った“レジリエンス”。
必要なのは、自己肯定感じゃなかった。
――発達障害の著者が出会った不安との付き合い方。
*****
大人になって、発達障害の診断を受けた、あめ。
思えば、幼い頃から厄介者の扱いを受け、家にも学校にも居場所がなかった。
その影響で、二次障害(うつ、摂食障害、パニック障害、自傷など)を引き起こし、「死にたい」と思い続ける日々――。
自己肯定感を持つこともあきらめたあめだったが、落ち込んで不安になっても折れず、回復に導く力・“レジリエンス”に出会って、不安との付き合い方を知り、過去に影響されない自分へと変わっていく。
*****
しかし、彼女の苦悩の本当の原因は、発達障害ではなかった。
私を見てほしかった。
一体何がつらいのか、なぜ生きにくいのか、一緒に考えてほしかった。
誰でもない母に――。
――彼女が本当に手にしたいと思っていたのは、母からの愛情だった――。
親からの影響に苦しむ子どもの立ち直りコミックエッセイ。
★単行本カバー下画像収録★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitam
4
私もADHDで理解ある彼くんと暮らして落ち着いたクチなので非常に共感できた。認知行動療法も現在進行形で挑戦中。車をぶつけた時に「すぐに謝れなかった!私は昔から謝れなくて怒られて…」って思っちゃうのめっちゃわかる。仕事の失敗、育児の反省、日々の忘れ物、ことあるたびに「私は昔から…だからダメなんだ…」って思ってる。何と混同してるのか意識して過去と今を切り離して考えるの私もやってみようと思った 2024/03/03
カルマ
1
ショウさんのように優しくしてあげたいけど、僕にもできるかな2023/03/08
くつした
1
よくできています。2021/04/10
ᚹγअәc0̸א
0
・この分野の書籍でEMDR臨床体験の描写があるのは珍しいので有難い。「ヤ”ーッ!」→「やめましょう」→「やめろー!」の流れが好。 ・「動作性IQと言語性IQの差が大きく出るのが発達障害の特徴」という冒頭部の説明はいかがなものかという感もある。同部分で登場するワーキングメモリの低さの話とも噛み合ってない感があり、この辺の未整理感が窺える。 ・「最初の就職先で突然発狂して泡を吹いて失神」→「受診先が神経内科」というエピソードからは、他疾患併存の印象もあるが、その辺は黙秘ポイントと拝察。